業界ダイジェスト
トレンドマイクロ株式会社

トレンドマイクロ株式会社

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サイバーセキュリティ業界
793Shibuya, Tokyo1988年設立公式サイト

事業セグメント構成

日本32%
アジア・パシフィック26%
欧州22%
アメリカズ20%
日本 (32%)アジア・パシフィック (26%)欧州 (22%)アメリカズ (20%)

世界有数のサイバーセキュリティ企業。ウイルスバスターなど個人・法人向けに高度な脅威防御を提供。クラウドやネットワークセキュリティ分野で世界的に高いシェアを持つ。

収益

2025年12月期

2,760億円

+1.2% 前年比

純利益

2025年12月期

345億円

+0.5% 前年比

平均年収

900.1万円

業界平均: 900.1万円

トレンドマイクロ株式会社とは — 会社解説

トレンドマイクロ株式会社は、1988年に設立された、世界トップクラスのシェアを誇る日本発のサイバーセキュリティ企業です。「ウイルスバスター」に代表される個人向け製品に加え、現在は法人向けのクラウドセキュリティ、ネットワーク保護において世界的な権威を持っています。AIを駆使した統合プラットフォーム「Trend Vision One」を核に、巧妙化するサイバー攻撃から企業のIT資産を守るソリューションを提供し、世界中の主要地域で事業を展開しています。

事業モデル・収益構造

主にソフトウェアのライセンス販売およびサブスクリプション(定額制)モデルで収益を上げています。特に法人向けでは、クラウド環境の保護やエンドポイント(PC・スマホ)対策を統合したプラットフォームを提供し、年間経常収益(ARR)を積み上げるストック型ビジネスへの移行を加速させています。世界4地域(日本、アメリカ、欧州、アジア)でバランスよく売上を構成しています。

トレンドマイクロの強み・特徴

  • 世界各地に配置された脅威情報分析チームによる、最新の攻撃に対する迅速な防御対応力。
  • AIを活用した統合セキュリティ基盤「Trend Vision One」による、検知から対処までの一元管理体制。
  • 営業利益率20.9%という高い収益性と、2,700億円を超える売上規模を両立する堅牢な財務基盤。

投資家が注目するポイント

  • 1配当性向70%の維持や自社株買い(50億円上限)など、株主還元に対して非常に積極的な姿勢。
  • 2単なるアンチウイルスソフトから、AI搭載のセキュリティプラットフォーム企業への変革が成功し、法人向けが伸長。
  • 3米国市場における投資抑制リスク(DOGEの影響等)を注視しつつ、筋肉質なコスト構造への転換で利益成長を確保。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収900.1万円、初任給約35.8万円と、IT・ソフトウェア業界内でも最高水準の待遇。
  • 2世界中のエンジニアと連携するグローバルな環境であり、最先端のAI・セキュリティ技術に触れられる環境。
  • 3配属先が多岐にわたり、グローバルでのキャリアパスや、サイバーセキュリティのスペシャリストとしての市場価値向上。

事業セグメント別解説2025年12月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

日本

32%

国内における完成車の製造、販売、および研究開発活動を統括し、日本市場のニーズに応じた製品とサービスの提供を担当します。

収益878億円営業利益207億円営業利益率23.5%

アメリカズ

20%

米国を中心とした南北米大陸全域において、高度な標的型攻撃対策製品の販売や、クラウド移行を支援するセキュリティ基盤の構築・運用に関わるサービスを幅広く提供する。

収益552億円営業利益110億円営業利益率20.0%

欧州

22%

欧州各国での車両販売や輸入、現地生産拠点を通じた製品供給、および現地の環境規制に合わせたブランド展開を担う事業単位です。

収益614億円営業利益123億円営業利益率20.1%

アジア・パシフィック

26%

中国、東南アジア、オセアニア地域を対象とし、DX化が進む市場に対して高度な脅威インテリジェンスやマネージドセキュリティサービスを販売、提供する事業を担う。

収益715億円営業利益130億円営業利益率18.2%

よくある質問(トレンドマイクロについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

3,015億円

営業利益予想

564億円

純利益予想

366億円

決算レポート

2
2026年12月期 第1四半期
#トレンドマイクロ#増収増益#サイバーセキュリティ#VisionOne

トレンドマイクロ・2026年12月期Q1、純利益33%増の117億円——「Vision One」が成長牽引、欧州・アジアで2桁増収

サイバーセキュリティ大手のトレンドマイクロが発表した2026年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比 9.4%増 の 738億5,600万円、親会社株主に帰属する純利益が同 32.9%増 の 117億7,500万円 と大幅な増益を記録しました。AIを活用した次世代セキュリティプラットフォーム 「TrendAI Vision One」 への移行が順調に進み、欧州やアジア地域での好調な販売が業績を大きく押し上げました。一方で、円安に伴う海外人件費やクラウドコストの増大が利益を圧迫したものの、前年に計上された多額の為替差損が解消されたことで、経常利益ベースでは大幅な改善を見せています。

+9.4%売上+3.7%営業利益+32.9%純利益

AIアナリスト視点

トレンドマイクロの今回の決算は、表面的な増収増益以上に、ビジネスモデルの転換が着実に進んでいることを示しています。特に注目すべきは、売上高の約7割を占める海外市場、中でも欧州とアジアでの力強い成長です。 日本国内では、従来の売り切り型や単体SaaSからの脱却を図る過程で法人向け売上が微減となっており、成熟市場での「プラットフォーム化」への移行難易度の高さが伺えます。しかし、グローバルでは「Vision One」への統合がARR(サブスクリプション収益)の成長を支えており、ストック型の収益基盤はより強固になっています。 懸念点は、円安によるコスト増です。同社は開発や運営をグローバルで展開しているため、円安は売上高を大きく膨らませますが、同時にクラウドコストや海外給与の支払い負担を重くします。2026年通期の営業利益予想が微減となっているのは、このコスト構造と、AI時代に向けた先行投資を織り込んでいるためでしょう。今後、プラットフォーム化による顧客単価の向上が、これらのコスト増をどれだけ上回っていけるかが、利益率再拡大の鍵となります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2,760億円578億円345億円4,222億円+1.2%
2024
通期
2,726億円481億円344億円4,003億円+9.6%
2023
通期
2,487億円326億円107億円4,926億円+11.1%
2022
通期
2,238億円313億円298億円4,708億円+17.6%
2021
通期
1,904億円436億円384億円4,205億円+9.4%
2020
通期
1,741億円395億円269億円3,767億円

従業員データ

平均年収

900.1万円

業界平均: 900.1万円

初任給

35.8万円

月額 358,400

平均年齢

40.3

平均勤続年数: 9.4

従業員数

793

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
900.1万円
初任給(月額)
358,400

社員データ

従業員数
793
平均年齢
40.3
平均勤続年数
9.4

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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