業界ダイジェスト
高砂熱学工業株式会社

高砂熱学工業株式会社

1969
建設・不動産業界
2,365Bunkyo-ku, Tokyo1923年設立公式サイト

事業セグメント構成

設備工事事業98%
設備機器の製造・販売事業2%
設備工事事業 (98%)設備機器の製造・販売事業 (2%)

空調設備工事で国内首位。オフィスビルや半導体工場、クリーンルーム等の高度な環境制御に強みを持つ。脱炭素社会に向けた環境技術開発をリード。

収益

2025年3月期

3,817億円

+5.0% 前年比

純利益

2025年3月期

276億円

+40.9% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

16.02%

高砂熱学工業株式会社とは — 会社解説

高砂熱学工業は、1923年創業の空調設備工事で国内シェア首位を誇る最大手企業です。単なるエアコン設置ではなく、半導体工場や精密機器工場に不可欠な「クリーンルーム」や、病院の高度な環境制御技術で世界屈指の実績を持ちます。現在は「環境クリエイター」を標榜し、DXによる施工効率化や、水素関連技術などの脱炭素ソリューションの開発を強力に推進。業界最高水準の給与水与と、高い技術力を背景に、環境インフラのトップランナーとして君臨しています。

事業モデル・収益構造

ビルや工場の空調設備の設計・施工・保守を主収益源としています。特に高度な技術が必要な産業用空調(プロセス空調)に強みを持ち、受注段階からの緻密なコスト管理と、独自開発のITツールを用いた施工管理の効率化により、極めて高い利益率を実現しています。運用後の保守・サービスによる安定収益も拡大中です。

高砂熱学の強み・特徴

  • 空調設備工事で国内1位。特にクリーンルーム等の高度環境制御技術は世界レベル
  • 営業利益率12.8%(直近Q3)という、建設業の常識を覆す圧倒的な収益力
  • 平均年収1,129万円。建設・設備業界でトップクラスの待遇による優秀な人材確保
  • 水素生成装置の開発など、脱炭素社会に向けた次世代エネルギー技術への投資

投資家が注目するポイント

  • 1ROE16%超と資本効率が極めて高く、東証の要請に合致した高収益経営を実践
  • 2半導体関連の設備投資需要を取り込み、営業利益が前年比86%増と爆発的に成長
  • 31対2の株式分割と実質的な大幅増配を公表。株主還元に極めて積極的
  • 4単なる請負業から、独自の環境技術を持つテクノロジー企業への転換を評価

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収1,100万円超。30代で1,000万円を目指せる、業界内でも突出した給与水準
  • 2「空調のプロフェッショナル」として、最先端の工場や有名ランドマークの建設に携われる
  • 3施工DXの推進により、従来の「きつい」現場イメージを払拭する働き方改革をリード
  • 4環境問題の解決を主眼に置いており、サステナビリティに関心の高い学生にも適した環境

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

設備工事事業

98%

電気・空調などの室内設備や、機械設備の据付工事一全般を請け負う事業です。建物のライフサイクルに応じたリニューアル工事やメンテナンスも重要な役割です。

収益3,737億円営業利益317億円営業利益率8.5%

設備機器の製造・販売事業

2%

住宅やビルに使用される設備機器の設計、生産、販売を一貫して行う事業です。最新の技術を投入した省エネ機器や住宅設備を市場に供給し、居住性能の向上を図ります。

収益85億円営業利益6億円営業利益率6.8%

よくある質問(高砂熱学について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

4,100億円

営業利益予想

360億円

純利益予想

287億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#高砂熱学工業#増収増益#過去最高益#空調設備

高砂熱学工業・2026年3月期通期、営業利益47%増の477億円——受注採算改善で過去最高、次期も増配予想

空調設備最大手の高砂熱学工業が12日に発表した2026年3月期決算は、売上高・各段階利益ともに過去最高を更新する大幅な増収増益となりました。半導体工場を中心とした製造業の堅調な設備投資を背景に、売上高は 4,239億円(前期比 +11.1%)に到達し、営業利益は 477億円(同 +47.3%)と急伸しました。徹底した施工体制の効率化と受注・施工段階での採算改善が奏功し、利益率が大幅に向上したことが今決算の大きな特徴です。

+11.1%売上+47.3%営業利益+35.6%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、売上高以上に利益が大きく伸びた「収益構造の強化」です。建設業は伝統的に受注時と完成時のコスト差に苦しむことが多いですが、高砂熱学は早期の採算改善と効率的な施工体制の構築により、営業利益率を11.3%という高水準に乗せました。 - 強み: 半導体工場やデータセンターなど、高度な空調制御が必要な「産業設備」分野での圧倒的な競争力。 - 注目ポイント: 配当性向40%の維持と累進配当の公約、さらに2027年3月期も増益・増配を見込む強気の姿勢。 - 今後の焦点: 2025年10月の株式分割を経て流動性が高まっており、投資家層の拡大が期待されます。一方で、人手不足の中での受注残の消化スピードが今後の成長の鍵を握るでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3,817億円324億円276億円3,349億円+5.0%
2024
通期
3,634億円242億円196億円3,401億円+7.2%
2023
通期
3,388億円153億円122億円3,134億円+11.9%
2022
通期
3,027億円144億円115億円3,007億円+10.0%
2021
通期
2,752億円123億円101億円2,711億円

従業員データ

平均年収

1,129.1万円

業界平均: 992.4万円

初任給

27.0万円

月額 270,000

平均年齢

41.6

平均勤続年数: 15

従業員数

2,365

2025年06月時点

給与・待遇

平均年収
1,129.1万円
初任給(月額)
270,000

社員データ

従業員数
2,365
平均年齢
41.6
平均勤続年数
15

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年06月)

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