業界ダイジェスト
シップヘルスケアホールディングス株式会社

シップヘルスケアホールディングス株式会社

3360
専門商社業界
22Suita, Osaka1992年設立公式サイト

事業セグメント構成

メディカルサプライ事業70%
トータルパックプロデュース事業20%
ライフケア事業5%
調剤薬局事業5%
メディカルサプライ事業 (70%)トータルパックプロデュース事業 (20%)ライフケア事業 (5%)調剤薬局事業 (5%)

医療機関のトータルパッカー。病院の建設・移転コンサルから医療機器販売、介護施設運営まで幅広く手掛ける。医療・保健・福祉・介護の4分野を繋ぐビジネスモデルに強み。

収益

2025年3月期

6,782億円

+7.5% 前年比

純利益

2025年3月期

151億円

+9.6% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

10.50%

シップヘルスケアホールディングス株式会社とは — 会社解説

シップヘルスケアホールディングス株式会社は、1992年に設立された「医療・保健・福祉・介護」の専門商社およびコンサルティング集団です。病院の建設・移転に伴うコンサルティングから、医療機器の選定・納入、さらには介護施設の運営や調剤薬局まで、医療機関が必要とするあらゆるリソースをワンストップで提供する「トータルパッカー」としての地位を確立しています。大阪府吹田市を拠点に、M&Aを通じて事業領域を拡大し続け、医療現場の経営合理化を支えるインフラ企業として不可欠な存在となっています。

事業モデル・収益構造

医療機器販売の「メディカルサプライ事業」を柱に、利益率の高い「トータルパックプロデュース事業(病院経営支援)」や「調剤薬局事業」を組み合わせたポートフォリオを構築。特に、病院内の物品管理を代行するSPD契約(Supply Processing and Distribution)により、継続的な手数料収入と物品売上を得るストック型のビジネスモデルが安定した収益源となっています。

シップの強み・特徴

  • 病院の立ち上げから運営、メンテナンスまでを一括で請け負える国内唯一無二の「トータルパッカー」体制。
  • 医療現場の物品管理を最適化するSPD事業で高いシェアを誇り、安定的かつ長期的な顧客関係を維持。
  • 「医療・保健・福祉・介護」の4分野を網羅する多角化経営により、少子高齢化社会のあらゆるニーズに対応。
  • M&Aを成長戦略の核に据え、既存事業との相乗効果が高い企業を次々とグループに取り込む高い実行力。

投資家が注目するポイント

  • 1病院経営の合理化・アウトソーシング需要が高まる中、メディカルサプライ事業のSPD案件拡大が着実な成長を支える点。
  • 2一時的なM&A費用や不動産売却の反動で減益に見える局面でも、本業の収益性は堅調であり、実態としての成長力は高い点。
  • 3約50億円の自社株買いや増配予想を維持するなど、資本効率を意識した株主還元に積極的な姿勢。
  • 4第4四半期にトータルパック案件の検収が集中する季節性があり、下期の業績上振れに期待が持てる点。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収811.3万円と非常に高水準であり、医療・介護という社会貢献性の高い分野で専門性を磨きながら高待遇が得られる。
  • 2ホールディングス化されており、商社業務からコンサルティング、施設運営まで多様なキャリアパスが存在する。
  • 3医療機関のパートナーとして深く経営に関わるため、法人営業として一段高いレベルのスキル習得が可能。
  • 4高齢化が進む日本において、成長が確実視されるヘルスケア業界のリーダー企業としての安定性と将来性。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

トータルパックプロデュース事業

20%

食品や産業用の包装資材、梱包機械などの選定から物流改善まで、パッケージに関する最適解を提案します。

収益1,332億円営業利益120億円営業利益率9.0%

メディカルサプライ事業

70%

病院や診療所向けに、医療用消耗品や医療機器を安定的に供給し、医療現場の円滑な運営をサポートする事業です。

収益4,749億円営業利益70億円営業利益率1.5%

ライフケア事業

5%

高齢者向けの大人用おむつや介護用品、衛生管理製品、コンタクトレンズ関連商品などの提供を通じて、人々の健康維持やQOL(生活の質)の向上を支援する事業を展開しています。

収益367億円営業利益22億円営業利益率6.0%

調剤薬局事業

5%

医療機関からの処方箋に基づき、薬剤の調剤や服薬指導を行う調剤薬局を運営し、地域医療の向上に貢献します。

収益335億円営業利益34億円営業利益率10.2%

よくある質問(シップについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

7,000億円

営業利益予想

260億円

純利益予想

155億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#シップヘルスケア#3360#過去最高売上#メディカルサプライ

シップヘルスケア・2026年3月期、売上高は過去最高更新の7,181億円——メディカルサプライ牽引、次期は19%の大幅増益へ

シップヘルスケアホールディングスが5月12日に発表した2026年3月期の連結決算は、売上高が前年比 5.9%増 の 7,181億6,300万円 となり、過去最高を更新しました。主力であるメディカルサプライ事業で新規契約や組織再編が奏功した一方、営業利益はM&A関連費用や部材納期遅延の影響により 1.2%減 の 244億8,200万円 と微減となりました。「ポートフォリオ経営」の推進を掲げる中、次期は組織統合のシナジー発現により、親会社株主に帰属する当期純利益で 19.5%増 の大幅な回復を見込んでいます。

+5.9%売上-1.2%営業利益-11.5%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算は、売上高の過去最高更新が示す通り、医療現場での同社のプレゼンスが着実に向上していることを裏付けました。利益面での微減は、将来への布石であるM&A費用や案件の端境期が重なったことによる「踊り場」の印象が強く、悲観すべき内容ではありません。 注目すべきは、メディカルサプライ事業における5社統合の決断です。これまで分散していたリソースを集約し、首都圏に大規模な物流拠点を構えたことで、低利益率になりがちな商社ビジネスにおいて規模の経済を追求する姿勢が明確になりました。 配当性向も40%台に乗せてきており、安定的なキャッシュ創出力を背景に「成長投資」と「株主還元」を高いレベルで両立させています。次期の純利益19.5%増という強気な予想は、これらの構造改革に対する自信の表れと言えるでしょう。今後は、医師の働き方改革に伴う病院側の省力化需要(DXやアウトソーシング)を、トータルパック事業でいかに高単価な案件として獲得できるかが焦点となります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
6,782億円248億円151億円3,817億円+7.5%
2024
通期
6,310億円245億円138億円3,876億円+10.3%
2023
通期
5,723億円211億円121億円3,820億円+11.3%
2022
通期
5,144億円205億円122億円3,351億円+3.5%
2021
通期
4,972億円218億円123億円3,345億円

従業員データ

平均年収

811.3万円

業界平均: 913.9万円

平均年齢

42.9

平均勤続年数: 9.3

従業員数

22

2024年12月時点

給与・待遇

平均年収
811.3万円

社員データ

従業員数
22
平均年齢
42.9
平均勤続年数
9.3

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2024年12月)

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