株式会社レゾナック・ホールディングス

株式会社レゾナック・ホールディングス

4004
化学業界
338Minato, Tokyo1939年設立公式サイト

事業セグメント構成

半導体・電子材料40%
クラサスケミカル24%
モビリティ14%
ケミカル14%
イノベーション材料7%
半導体・電子材料 (40%)クラサスケミカル (24%)モビリティ (14%)ケミカル (14%)イノベーション材料 (7%)

昭和電工と日立化成の統合により誕生。半導体材料で世界トップクラスのシェアを誇る機能性化学メーカー。共創を通じて社会課題の解決を目指す。

収益

2025年12月期

1.3兆円

-3.2% 前年比

純利益

2025年12月期

290億円

-60.5% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年12月期

4.26%

株式会社レゾナック・ホールディングスとは — 会社解説

株式会社レゾナック・ホールディングスは、2023年に昭和電工と日立化成が統合して誕生した、世界トップクラスのシェアを誇る機能性化学メーカーです。特に半導体パッケージング材料などの「後工程」分野で圧倒的なプレゼンスを有しており、AI半導体の急速な普及を追い風に急成長を遂げています。従来の汎用ケミカルから先端材料へと事業ポートフォリオを大胆に転換中で、旧来の組織文化を打破する「共創型化学会社」をビジョンに掲げ、国内外のパートナー企業や研究機関との連携を強化しています。持株会社体制のもと、機動的な意思決定と高収益体質への変革を加速させている日本を代表する化学企業です。

事業モデル・収益構造

半導体・電子材料、モビリティ、イノベーション材料、ケミカルの4セグメントを主軸に展開。原材料から中間体、最終製品に近い高機能材料まで垂直統合的な知見を持ちつつ、現在は利益率の高い半導体材料やEV関連材料へのリソース集中により収益性を高めています。特に先端半導体向けの材料販売が収益の柱です。

レゾナックの強み・特徴

  • 半導体後工程材料において世界シェアトップクラスの製品群を多数保有している。
  • 旧昭和電工の素材技術と旧日立化成の加工・評価技術が融合した高い開発力。
  • AI半導体市場の拡大に直結する、ニッチトップな高付加価値製品の構成比率が高い。
  • 不採算事業の整理を断行し、コア営業利益率を高めるポートフォリオ改革の実行力。

投資家が注目するポイント

  • 1不採算事業の減損処理による「膿出し」が完了し、次期は大幅な利益回復が見込まれる。
  • 2AI半導体向け先端材料のセグメント利益率が20%を超えており、成長エンジンが明確。
  • 3コア営業利益1,400億円を目指す中期計画に対し、着実に収益基盤が強化されている。
  • 4自己資本比率の向上とキャッシュフロー経営を重視し、財務健全性の確保に努めている。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収1,026万円と化学業界内でも極めて高い水準であり、待遇面が非常に魅力的。
  • 2統合による「第二の創業期」にあり、挑戦を推奨する動的でオープンな社風への変革中。
  • 3世界的な半導体需要の拡大に伴い、グローバルな舞台で最先端技術に携わる機会が多い。
  • 4初任給26.5万円と高めに設定されており、若手から実力を発揮できる環境が整っている。

事業セグメント別解説2025年12月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

半導体・電子材料

40%

半導体製造用のフォトレジストや高純度化学品、回路基板材料等を提供する事業です。電子機器の高性能化・小型化に不可欠な最先端の素材を供給し、デジタル社会を支えています。

収益5,063億円営業利益1,084億円営業利益率21.4%

モビリティ

14%

自動車の輸出入・販売、アフターサービス、物流から次世代移動サービス(MaaS)まで、移動に関する幅広いビジネスを展開しています。

収益1,784億円営業利益44億円営業利益率2.5%

イノベーション材料

7%

研究開発を通じて創出された独自の先端材料や、新規事業領域の製品を展開する事業です。将来の成長の柱となる、高い競争力と独自性を持つ革新的な素材を市場に提供しています。

収益922億円営業利益104億円営業利益率11.2%

ケミカル

14%

オレフィンやアロマ等の石油化学基礎製品を中心に、産業界に不可欠な基礎素材を供給する事業です。大規模な生産体制による効率的な供給を通じて、幅広い製造業の発展を支えます。

収益1,744億円営業利益-5,484百万円営業利益率-3.1%

クラサスケミカル

24%

独自の技術に基づく高付加価値な化学製品や、環境配慮型の機能性材料を製造・販売する事業です。顧客の高度な要求に応える特殊な化学素材により、社会課題の解決を目指します。

収益3,003億円営業利益47億円営業利益率1.6%

よくある質問(レゾナックについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1.3兆円

営業利益予想

1,400億円

純利益予想

770億円

決算レポート

1
2025年12月期 通期
#レゾナック#半導体材料#AI半導体#構造改革

レゾナック・2025年12月期、コア営業利益18.4%増の1,091億円——AI半導体向け材料が牽引、構造改革で純利益は大幅減

レゾナック・ホールディングスが13日に発表した2025年12月期連結決算は、本業の稼ぐ力を示すコア営業利益が前期比 18.4%増 の 1,091億円 となった。AI(人工知能)向けの先端半導体材料の販売が大きく伸びた一方、不採算事業の整理に伴う減損損失を計上したことで、純利益は同 60.5%減 の 290億円 に沈んだ。会社側は「稼ぐ力」の回復を強調し、次期2026年12月期はコア営業利益 1,400億円 へのさらなる拡大を見込んでいる。

-3.2%売上-47.6%営業利益-60.5%純利益

AIアナリスト視点

レゾナックの決算は、表面的な「純利益の大幅減」以上に、「実力値(コア営業利益)の向上」を評価すべき内容といえます。旧昭和電工と旧日立化成の統合以降、同社は徹底した「ポートフォリオ改革」を掲げてきましたが、今回の決算で多額の減損を計上したことは、不採算事業との決別と先端材料への特化に向けた最後の大掃除に近いニュアンスを感じさせます。 特に注目すべきは以下の点です。 - 半導体材料の収益性: セグメント利益率が約21.4%に達しており、汎用ケミカルメーカーから先端材料メーカーへの変貌を数値で証明しています。 - AI半導体への集中: 後工程材料というAI時代に不可欠なニッチトップ製品を抱えている強みが明確に出ています。 - 財務健全化の継続: 減損を出しながらも自己資本比率を高めており、リスク耐性が向上しています。 懸念点としては、ケミカル事業の黒鉛電極が依然として赤字に沈んでおり、市況頼みの側面が残っていることです。就活生にとっては、同社が「化学の力で世界トップクラスを目指す」というビジョンに向け、古い事業を切り出し、AIやEVといった成長分野にリソースを集中させている「動的な会社」であることが強く印象づけられる決算でしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1.3兆円467億円290億円2.1兆円-3.2%
2024
通期
1.4兆円890億円748億円2.2兆円+7.4%
2023
通期
1.3兆円2.1兆円-7.0%
2022
通期
1.4兆円617億円324億円2.1兆円-1.9%
2021
通期
1.4兆円872億円2.1兆円

従業員データ

平均年収

1,026万円

業界平均: 868万円

初任給

26.5万円

月額 265,000

平均年齢

46.1

平均勤続年数: 16.4

従業員数

338

給与・待遇

平均年収
1,026万円
初任給(月額)
265,000

社員データ

従業員数
338
平均年齢
46.1
平均勤続年数
16.4

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報

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