株式会社ラクス

株式会社ラクス

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ITサービス業界
1,907Shibuya, Tokyo2000年設立公式サイト

事業セグメント構成

クラウド事業86%
IT人材事業14%
クラウド事業 (86%)IT人材事業 (14%)

中小企業向けSaaS(クラウドサービス)の国内大手。経費精算システム「楽楽精算」は国内トップクラスのシェア。バックオフィスの業務効率化を支援する多彩なツールを展開。

収益

2025年3月期

489億円

+27.3% 前年比

純利益

2025年3月期

80億円

+91.2% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

45.31%

株式会社ラクスとは — 会社解説

ラクスは、中小企業のバックオフィス業務を効率化するSaaS(クラウドサービス)の国内大手企業です。累計導入社数で国内トップクラスを誇る経費精算システム「楽楽精算」を中心に、「楽楽明細」「楽楽販売」など多彩なラインナップを展開しています。2025年には創業事業であるIT人材事業の売却を発表し、経営資源を成長性の高いSaaS事業へ集中させる「純粋SaaS企業」への転換を断行しました。高い成長率と利益率を両立させる「効率的なマーケティング手法」に定評があり、日本のDX推進の旗振り役として注目を集めています。

事業モデル・収益構造

月額課金制(サブスクリプション)のSaaSモデルが主収益です。特に「楽楽精算」などのバックオフィス支援ツールは、一度導入されると業務フローに組み込まれるため解約率が極めて低く、安定した収益を生み出します。広告宣伝費を戦略的に投入して新規顧客を獲得し、LTV(顧客生涯価値)を最大化するモデルです。IT人材事業売却後は、さらに高収益なSaaS事業の比率が100%に近づき、営業利益率のさらなる向上が見込まれています。

ラクスの強み・特徴

  • 「楽楽精算」をはじめとする、中小企業向けバックオフィスSaaSで国内圧倒的シェアを保持しています。
  • IT人材事業売却により、SaaS特化の資本配分と営業利益率28.2%という高い収益性を実現しています。
  • 広告宣伝費の投資対効果を厳密に管理し、高い増収率(27%超)を維持し続けるマーケティング力です。
  • ROE 45%超という極めて高い資本効率を誇り、市場の変化に合わせた柔軟な事業転換(選択と集中)が可能です。

投資家が注目するポイント

  • 1IT人材事業の売却資金(約187億円)を活用した、次なるM&Aや広告投資による成長加速が焦点です。
  • 250億円規模の自社株買いを発表するなど、株主還元に対しても積極的な姿勢を見せています。
  • 3純粋SaaS企業への脱却により、株価倍率(PER等)の評価が「高成長テック企業」として再定義される可能性があります。
  • 4労働環境の改善やDX需要の継続により、解約率を低く抑えたままARPU(顧客単価)を向上させる戦略が進行中です。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1初任給が30万円を超え、32.5歳という若い平均年齢の中で、スピード感を持って成長できる環境です。
  • 2「効率化」を自ら体現する社風であり、無駄な残業を排しつつ高い成果を求める合理的な文化があります。
  • 3SaaS業界の勝ち筋を学べるため、将来的にIT業界やスタートアップでのキャリアを目指す人にとって非常に価値が高い環境です。
  • 4平均勤続年数は3年と短いですが、これは急激な組織拡大に伴う新規採用の増加と、キャリアアップのための転職が多いことが要因です。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

クラウド事業

86%

仮想化技術を用いたITインフラの提供やクラウド移行支援、クラウド上でのアプリケーション開発・運用を通じて、顧客の柔軟なIT活用を促進します。

収益419億円営業利益94億円営業利益率22.4%

IT人材事業

14%

エンジニアの派遣や紹介、教育研修を通じて、ITプロジェクトに必要な高度なスキルを持つ人材を顧客企業に提供・供給します。

収益70億円営業利益8億円営業利益率11.7%

よくある質問(ラクスについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

594億円

営業利益予想

150億円

純利益予想

117億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#ラクス#3923#SaaS#増収増益

ラクス・2026年3月期Q3、営業利益65.7%増の125億円——IT人材事業売却でSaaS特化へ、50億円の自社株買いも発表

クラウドサービス大手のラクスは13日、2026年3月期第3四半期(4〜12月)の連結営業利益が前年同期比 65.7%増 の 125億円 になったと発表しました。企業のデジタル化(DX)需要を背景に主力の「楽楽精算」などが堅調に推移したほか、広告宣伝費の効率化が大幅な増益に寄与しました。また、同社は創業事業であるIT人材事業の売却と、上限 50億円 の自社株買いを同時に発表し、経営資源を成長性の高いSaaS事業へ集中させる鮮明な姿勢を打ち出しました。

+24.6%売上+65.7%営業利益+71.7%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、単なる好決算以上に、IT人材事業(常駐エンジニア派遣)の売却という「選択と集中」の断行です。 これまでラクスは「高成長のSaaS」と「安定収益のIT人材」のハイブリッド型を強みとしてきましたが、利益率の差が顕著になる中で、SaaSへの完全シフトを決断しました。売却により得られる約187億円のキャッシュは、次期以降のSaaS広告宣伝やM&Aに回る可能性が高く、成長スピードの再加速が期待されます。 - 強み: SaaS指標(成長率、利益率)が極めて高く、広告宣伝費のコントロールが自在である点。 - 注目ポイント: 売却後の「純粋SaaS企業」としてのPER評価の変化。また、売却益を活用した次の中期計画の具体策。 - 懸念点: 派遣事業という「安定したキャッシュ源」を切り離した後の、SaaS市場飽和に対する耐性。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
489億円102億円80億円317億円+27.3%
2024
通期
384億円56億円42億円212億円+40.2%
2023
通期
274億円17億円13億円141億円+32.8%
2022
通期
206億円16億円11億円117億円+34.1%
2021
通期
154億円39億円29億円115億円

従業員データ

平均年収

648.6万円

業界平均: 920.2万円

初任給

30.1万円

月額 300,625

平均年齢

32.5

平均勤続年数: 3

従業員数

1,907

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
648.6万円
初任給(月額)
300,625

社員データ

従業員数
1,907
平均年齢
32.5
平均勤続年数
3

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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