パーソルホールディングス株式会社

パーソルホールディングス株式会社

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人材サービス業界
647Minato, Tokyo2008年設立公式サイト

事業セグメント構成

Staffing SBU41%
Asia Pacific SBU33%
Career SBU10%
BPO SBU8%
Technology SBU8%
Staffing SBU (41%)Asia Pacific SBU (33%)Career SBU (10%)BPO SBU (8%)Technology SBU (8%)

国内人材サービス大手。求人メディア『doda』や人材派遣『テンプスタッフ』を主力とし、HRテックやBPO事業も展開。多様な働き方の支援に強みを持つ。

収益

2025年3月期

1.5兆円

+9.4% 前年比

純利益

2025年3月期

359億円

+19.7% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

18.80%

パーソルホールディングス株式会社とは — 会社解説

パーソルホールディングス株式会社は、国内人材サービス市場でトップクラスのシェアを誇る大手企業です。1973年創業のテンプスタッフを母体とし、現在は求人メディア『doda』、人材派遣の『テンプスタッフ』、ITアウトソーシングなど、働くに関する幅広いサービスを世界的に展開しています。近年は単なる労働力の提供にとどまらず、AIを活用したマッチング技術の導入や、企業の生産性向上を支援するBPO(業務受託)事業を戦略的柱に据えています。「はたらいて、笑おう。」というグループビジョンのもと、労働人口減少という社会課題に対し、テクノロジーと多様な働き方の提案で挑む業界のリーディングカンパニーです。

事業モデル・収益構造

主に「人材派遣」「人材紹介・求人メディア」「BPO」「テクノロジーソリューション」の4領域で収益を上げます。派遣では就業時間に応じた手数料、紹介では採用決定時の成功報酬が主です。特に利益率の高いCareer SBU(doda等)に加え、近年は固定費型からストック型への転換を図るため、企業の業務を丸ごと請け負うBPO事業や、IT人材を育成・供給するテクノロジー事業の比率を高めて収益の安定化を図っています。

パーソルの強み・特徴

  • 『doda』や『テンプスタッフ』といった強力なブランド力による、国内最大級の求職者・企業データベースの保有。
  • 売上高の3割以上を占めるアジア・パシフィック事業や、欧州AI企業Gojob社の買収など、積極的な海外展開と技術投資。
  • 人材紹介事業(Career SBU)において17.7%という極めて高い営業利益率を維持する、効率的なマッチング手法と営業体制。
  • M&Aによる事業ポートフォリオの拡大。旧富士通系企業の買収により、デジタルBPO領域での競争力を一気に強化。

投資家が注目するポイント

  • 1ROE 18.8%と資本効率が極めて高く、株主還元と成長投資のバランスを重視した経営姿勢が鮮明です。
  • 2労働力不足という構造的課題が追い風となり、マッチング単価の上昇やBPO需要の拡大が長期的な成長を支える見込みです。
  • 3テクノロジーへの巨額投資。AIアルゴリズムの自社保有により、将来的な営業利益率の大幅な改善が期待されています。
  • 42026年3月期Q3時点で営業利益11.5%増と順調。保守的な通期予想に対する上方修正の可能性が注目されます。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収819.4万円と業界内でも高水準。専門性を高めるための社内研修やキャリアパスが豊富に用意されています。
  • 2「人材屋」から「テクノロジー企業」への変革期にあり、HRテックやデータサイエンスに携わる機会が増加しています。
  • 3フルリモートや副業の推奨など、自ら「多様な働き方」を体現する先進的な企業文化が浸透しています。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

Staffing SBU

41%

国内外における人材派遣事業を統括する戦略ビジネスユニットです。事務から軽作業まで幅広い職種において、柔軟な労働力を提供します。

収益6,024億円営業利益270億円営業利益率4.5%

BPO SBU

8%

業務委託・請負事業に特化した戦略組織です。顧客の業務プロセス自体を引き受け、運用から改善まで一気通貫で管理・遂行します。

収益1,172億円営業利益42億円営業利益率3.6%

Technology SBU

8%

IT技術者派遣やシステム開発受託を行う専門ユニットです。DX推進に必要な高度な技術力を、人材供給とソリューションの両面から提供します。

収益1,147億円営業利益76億円営業利益率6.7%

Career SBU

10%

中途採用支援や経営層のヘッドハンティングを担う戦略部門です。プロフェッショナル層のキャリア支援を通じて、企業の成長を牽引します。

収益1,446億円営業利益256億円営業利益率17.7%

Asia Pacific SBU

33%

アジア・太平洋地域における全人材サービスを管轄する事業体です。経済成長著しいAPAC諸国で、多角的な雇用ソリューションを展開します。

収益4,761億円営業利益78億円営業利益率1.6%

よくある質問(パーソルについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1.5兆円

営業利益予想

660億円

純利益予想

410億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#増収増益#人材サービス#BPO事業#M&A

パーソルHD・2026年3月期Q3、営業利益11.5%増の539億円——BPOが買収効果で大幅成長、通期予想は据え置き

パーソルホールディングスが13日に発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)の連結決算は、売上収益が前年同期比 6.3%増 の 1兆1,542億円、営業利益が同 11.5%増 の 539億円 と増収増益となった。国内の人材不足を背景に主力の人材派遣や紹介事業が堅調に推移したほか、戦略領域と位置付けるBPO(業務受託)事業がM&A(合併・買収)の効果もあり大幅な伸びを記録した。人手不足という構造的課題が追い風となる中、デジタル化を通じた収益性の向上も進んでいる。

+6.3%売上+11.5%営業利益+10.4%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で特筆すべきは、買収戦略の「スピード感」と「質」の両立です。 - BPO事業の飛躍: 旧富士通系の買収により、売上が一気に3割近く伸びたことは、労働集約型からストック型の受託モデルへのシフトが着実に進んでいることを示しています。 - デジタル転換への本気度: フランスのGojob社買収は、単なる市場獲得ではなく「AIアルゴリズム」という技術基盤の取得が目的です。既存の人材派遣事業にこのAIを組み込むことができれば、マッチング精度向上による利益率の大幅な改善が期待できます。 - 懸念点: 一方で、Technologyセグメントでの減益は、国内IT人材の獲得競争の激しさを物語っています。ここをどう立て直すかが、来期以降の焦点となりそうです。 投資家の視点では、進捗率の高さから期末の上方修正への期待も残りますが、保守的な予想を崩さない慎重な経営姿勢が見て取れます。就活生にとっては、従来の「人材屋」から「テクノロジー企業」へ変貌しようとする同社の勢いは魅力的に映るでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1.5兆円574億円359億円5,397億円+9.4%
2024
通期
1.3兆円521億円300億円5,187億円+6.8%
2023
通期
1.2兆円428億円228億円4,887億円+17.1%
2022
通期
1.1兆円481億円319億円4,251億円+11.6%
2021
通期
9,507億円257億円153億円3,812億円

従業員データ

平均年収

819.4万円

業界平均: 628.1万円

初任給

29.6万円

月額 295,900

平均年齢

40.9

平均勤続年数: 6.2

従業員数

647

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
819.4万円
初任給(月額)
295,900

社員データ

従業員数
647
平均年齢
40.9
平均勤続年数
6.2

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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