業界ダイジェスト
日本冶金工業株式会社

日本冶金工業株式会社

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鉄鋼業界
1,171Chuo-ku, Tokyo1925年設立公式サイト

ステンレス鋼や高機能合金(ニッケル合金)の独立系大手。耐食・耐熱性に優れた高機能材に強みを持ち、プラントやエネルギー、半導体分野へ広く展開。

収益

2025年3月期

1,721億円

-4.6% 前年比

純利益

2025年3月期

116億円

-14.6% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

12.45%

日本冶金工業株式会社とは — 会社解説

日本冶金工業株式会社は、1925年創業のステンレス鋼および高機能合金(ニッケル合金)の独立系大手メーカーです。東京都中央区に本社を置き、耐食性や耐熱性に優れた高機能素材に特化した独自のポジションを築いています。一般的なステンレス鋼だけでなく、過酷な環境で使用されるプラント、エネルギー関連、半導体製造装置向けの特殊合金で高い技術力を誇り、グローバルなニッチ市場で強い存在感を示しています。

事業モデル・収益構造

汎用的なステンレス鋼(一般材)の販売に加え、利益率の高い「高機能材(ニッケル合金等)」の販売が収益の柱です。特に半導体、環境・エネルギー、AI関連といった成長分野向けに特化した高付加価値製品を供給することで、原材料価格の変動や市況の影響を最小限に抑え、高い利益率を確保するモデルを追求しています。

日本冶金の強み・特徴

  • ニッケル合金など、高度な耐熱・耐食性が求められるハイエンド領域で国内屈指の技術力とシェアを持っています。
  • 独立系メーカーとして柔軟な意思決定が可能であり、特定の顧客ニーズに合わせた小回りの利くカスタマイズ対応が可能です。
  • ROE(自己資本利益率)12.45%という、日本の鉄鋼・金属業界の中でも非常に高い資本効率を実現しています。

投資家が注目するポイント

  • 1直近の決算では米国の関税政策や大型プロジェクトの先送りにより減益となりましたが、高機能材の需要は底堅く推移しています。
  • 2EPS(1株当たり利益)が819.46円と高く、収益力の高さが特徴です。業績変動の中でも配当を維持する株主重視の姿勢が見られます。
  • 3AI向け半導体装置や脱炭素関連のオイル・ガスプロジェクトなど、次世代の成長分野への高機能材供給が今後の再成長の鍵を握っています。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収は718.7万円、初任給は275,000円と、若手からしっかりと報酬が得られる給与体系が整っています。
  • 2平均勤続年数は20.2年と非常に長く、腰を据えて専門スキルを磨きたいエンジニアや営業職にとって働きやすい環境です。
  • 3独立系ならではの自由闊達な社風があり、世界中のインフラや先端技術を素材で支えるという実感を持って働くことができます。

よくある質問(日本冶金について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1,600億円

営業利益予想

140億円

純利益予想

90億円

決算レポート

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2026年3月期 通期
#日本冶金工業#ステンレス#半導体需要#減収減益

日本冶金工業・2026年3月期、営業利益35%減の109億円——高機能材が振るわず減収減益も、次期は半導体需要回復で反転増益へ

日本冶金工業が発表した2026年3月期連結決算は、売上高が150,866百万円(前年同期比12.3%減)、営業利益が10,973百万円(同35.3%減)と大幅な減収減益となった。世界的なAI投資拡大の一方で、中国経済の停滞や人件費等の固定費増加が収益を圧迫した。一方で、次期は半導体製造装置向けの需要回復を見込み、通期で増収増益に転じる強気の見通しを示している。

-12.3%売上-35.3%営業利益-37.7%純利益

AIアナリスト視点

日本冶金工業の2026年3月期決算は、マクロ経済の停滞がもろに響いた形です。特に高機能材の失速が痛手となりましたが、これは世界的な在庫調整や投資抑制の波に飲まれた側面が強く、同社固有の競争力低下とは言い切れません。 - 注目点: 2027年3月期の予想を強気に設定した点。半導体製造装置向けの回復を根拠としており、AI関連の需要が「期待」から「実需(出荷)」に変わるフェーズを捉えられるかが鍵です。 - 懸念点: 固定費(人件費・減価償却費)の増加傾向。売上高が減少する中で固定費が増えたことで、営業利益率が7.3%(前期は9.9%)まで低下しており、数量回復によるレバレッジが期待される一方で、損益分岐点が上がっている可能性には注意が必要です。 - 就活生への視点: 景気敏感な鉄鋼業界にあって、独自の「高機能材」というニッチトップな武器を持っている点は強み。次期の中計達成に向けた投資意欲も高く、成長分野(半導体・エネルギー)への関わりが深い企業と言えます。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1,721億円170億円116億円2,175億円-4.6%
2024
通期
1,803億円200億円136億円2,200億円-9.5%
2023
通期
1,993億円293億円197億円2,223億円+33.8%
2022
通期
1,489億円140億円85億円1,875億円+32.4%
2021
通期
1,125億円61億円38億円1,612億円

従業員データ

平均年収

718.7万円

業界平均: 905.1万円

初任給

27.5万円

月額 275,000

平均年齢

43.8

平均勤続年数: 20.2

従業員数

1,171

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
718.7万円
初任給(月額)
275,000

社員データ

従業員数
1,171
平均年齢
43.8
平均勤続年数
20.2

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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