株式会社三越伊勢丹ホールディングス

株式会社三越伊勢丹ホールディングス

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小売業界
381Shinjuku, Tokyo2008年設立公式サイト

事業セグメント構成

百貨店業88%
クレジット・金融・友の会業7%
不動産業6%
百貨店業 (88%)クレジット・金融・友の会業 (7%)不動産業 (6%)

国内最大手の百貨店グループ。三越と伊勢丹の伝統を融合し、都心の旗艦店を中心に高級ブランドや外商、富裕層向けビジネスにおいて圧倒的な存在感を誇る。

収益

2025年3月期

5,555億円

+3.6% 前年比

純利益

2025年3月期

528億円

-5.0% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

8.80%

株式会社三越伊勢丹ホールディングスとは — 会社解説

三越伊勢丹ホールディングスは、国内最大手の百貨店グループです。「ファッションの伊勢丹」と「伝統の三越」を融合し、新宿伊勢丹や日本橋三越といった圧倒的な集客力とブランド力を誇る旗艦店を展開しています。近年は、不特定多数を集める「装置型」の百貨店から、識別された優良顧客を深く掴む「科学的な個客管理(CRM)」へと劇的な構造改革を断行。外商ビジネスとアプリ・カード戦略を連動させ、国内富裕層向けビジネスで独走状態にあります。2026年3月期第3四半期には、国内百貨店事業の好調により、累計での過去最高益を更新するなど、復活を印象付けています。

事業モデル・収益構造

国内百貨店での店頭販売が主軸ですが、利益の源泉は「外商(富裕層向け個別販売)」と「クレジットカード(MIカード)」の連動にあります。高単価なラグジュアリーブランドの販売に加え、顧客の購買データを活用したパーソナルな提案を行うことで、高い利益率と顧客ロイヤリティを維持しています。

三越伊勢丹の強み・特徴

  • 伊勢丹新宿本店という「世界最高のファッションミュージアム」による圧倒的なブランド集客力
  • 国内随一の富裕層ネットワークを誇る外商部門と、精緻なデータ分析に基づく個客マーケティング
  • 百貨店業界でトップの最新営業利益率14.3%を実現している、徹底したコスト管理と高付加価値戦略
  • 総還元性向70%という、日本企業の中でも最高水準の積極的な株主還元姿勢

投資家が注目するポイント

  • 1過去最高益を更新中。売上高が微減しても利益を出す「高収益構造」への転換が完了している
  • 2300億円の自社株買いと大幅増配を発表。資本効率の改善と株主還元へのコミットが非常に強い
  • 3海外店舗の閉鎖など「守りの改革」が一段落し、今後は不動産開発や金融など「攻めの投資」へシフト
  • 4インバウンド依存だけでなく、国内の厚い富裕層・優良顧客層を掴んでいることが強固な防壁(フェンス)となっている

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収922.8万円と百貨店業界で圧倒的ナンバーワン。23.8年という長い平均勤続年数が示す安定性
  • 2「科学的な百貨店経営」を掲げており、データサイエンスやデジタルマーケティングのスキルを活かせる環境
  • 3ラグジュアリーから芸術、食、不動産まで、最高級のライフスタイルを提案するプロフェッショナルを目指せる
  • 4大手グループながら、海外拠点の再編や新業態開発など、ダイナミックな経営改革のフェーズを経験できる

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

百貨店業

88%

伝統的な百貨店形態による小売販売を主軸とし、外商を通じた富裕層向けサービスや、地域密着型の催事企画などを実施します。

収益4,611億円営業利益646億円営業利益率14.0%

クレジット・金融・友の会業

7%

自社カードのクレジット決済、消費者金融業務に加え、顧客の積立金に基づいた買い物優待制度である友の会の運営を行います。

収益344億円営業利益57億円営業利益率16.7%

不動産業

6%

駅周辺の開発やオフィスビル・マンションの賃貸・分譲を行い、沿線の価値向上と安定した収益基盤の構築を目指す事業です。

収益295億円営業利益36億円営業利益率12.2%

よくある質問(三越伊勢丹について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

5,570億円

営業利益予想

780億円

純利益予想

600億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#三越伊勢丹#3099#決算#最高益

三越伊勢丹HD・2026年3月期Q3、純利益10%増の512億円で最高益——国内富裕層向け好調、300億円の自社株買い発表

三越伊勢丹ホールディングスが6日に発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上高が前年比2.7%減の4,063億円、純利益は同10.3%増の512億円となり、第3四半期累計として過去最高益を更新しました。海外店舗の閉鎖や前年の反動による減収を、国内の富裕層向け外商ビジネスの伸長と徹底したコスト管理で補った格好です。同社は好調な業績を背景に、300億円規模の自己株式取得と年間配当の16円増配を決定し、株主還元姿勢を一段と強めています。

-2.7%売上-3.1%営業利益+10.3%純利益

AIアナリスト視点

三越伊勢丹の今決算で最も注目すべきは、売上高の微減を補って余りある「稼ぐ力の強化」です。かつての百貨店は「多くの客を集める」装置でしたが、同社は明確に「特定の優良顧客を深く掴む」科学的な個客管理へと舵を切っており、これが高単価な外商ビジネスやカード事業との相乗効果を生んでいます。 特に、海外店舗の閉鎖という「守りの改革」を並行しつつ、国内で最高益を叩き出す構造は、就活生にとっても「斜陽産業と言われた百貨店の再生モデル」として興味深い事例でしょう。また、総還元性向70%という数字は日本企業の中でもトップクラスの還元意欲であり、投資家からの評価を一段と高める要因になりそうです。 懸念点としては、国内百貨店事業への依存度が依然として高く、インバウンドブームの一巡後や景気後退期にこの「富裕層シフト」がどこまで耐性を持てるかという点に注目が集まります。台湾拠点の持分法除外など、資産の入れ替えが将来の成長投資(不動産開発など)にどう結びつくかが次なる焦点となるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
5,555億円763億円528億円1.2兆円+3.6%
2024
通期
5,364億円544億円556億円1.2兆円+10.1%
2023
通期
4,874億円296億円324億円1.2兆円+16.5%
2022
通期
4,183億円59億円123億円1.2兆円-48.7%
2021
通期
8,160億円1.2兆円

従業員データ

平均年収

922.8万円

業界平均: 715.8万円

初任給

26.0万円

月額 260,000

平均年齢

47.5

平均勤続年数: 23.8

従業員数

381

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
922.8万円
初任給(月額)
260,000

社員データ

従業員数
381
平均年齢
47.5
平均勤続年数
23.8

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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