ディップ株式会社

ディップ株式会社

2379
人材サービス業界
2,530Minato-ku, Tokyo1997年設立公式サイト

事業セグメント構成

人材サービス事業88%
DX事業12%
人材サービス事業 (88%)DX事業 (12%)

「バイトル」等の求人広告サイトを運営する人材サービス大手。AI・RPAを活用したDX事業も強化しており、労働市場の諸課題を解決する「Labor force solution company」を目指す。

収益

2025年2月期

564億円

+4.8% 前年比

純利益

2025年2月期

90億円

-1.1% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年2月期

23.80%

ディップ株式会社とは — 会社解説

1997年設立のディップ株式会社は、「バイトル」や「はたらこねっと」などの求人広告サイトを運営する国内有数の人材サービス企業です。強力なブランド力と営業力を背景に、アルバイト・派遣市場で高いシェアを誇ります。近年は単なる求人媒体の提供に留まらず、AI・RPAを活用して企業の業務効率化を支援する「DX事業(コボットシリーズ)」を第2の柱に据え、労働市場の諸課題を解決する『Labor force solution company』への進化を加速させています。足元ではスポットワーク市場への参入や、AIエージェントによるマッチング精度の向上に注力しており、構造改革を通じた再成長を目指しています。

事業モデル・収益構造

求人広告事業では、顧客企業からの広告掲載料が主収益です。DX事業では、定型業務を自動化するRPAツール「コボット」をSaaS形式で提供し、継続的な月額利用料を得るストック型モデルを構築しています。人材サービスで培った膨大な顧客基盤に対し、DX製品をクロスセル(セット販売)することで、高い収益性を実現しています。

ディップの強み・特徴

  • 「バイトル」等の強力なブランド認知度と、若年層を中心とした圧倒的なユーザー数
  • 全国を網羅する直販営業体制による、きめ細やかな顧客フォローと高い提案力
  • DX事業における営業利益率50.4%という、極めて高い収益性とSaaSモデルの安定性
  • AI技術をいち早く取り入れ、求職者と企業のマッチングを最適化するデータ活用能力

投資家が注目するポイント

  • 12026年2月期は組織再編とスポットバイトルへの先行投資で一時的な減益局面だが、中長期の成長力に注目
  • 2ROE 23.8%と資本効率が極めて高く、株主還元と成長投資のバランスを重視した経営姿勢
  • 3DX事業の成長により、景気変動の影響を受けやすい求人広告以外の安定収益源が着実に拡大中
  • 4AIエージェント等の新サービス投入により、一顧客あたりの単価向上と市場シェア拡大を狙う戦略

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年齢30.3歳と若く、若手から責任ある仕事を任される活気ある企業文化
  • 2初任給が約29.6万円と業界内でも高水準であり、成果に応じたインセンティブ制度が充実
  • 3人材×ITの先端領域に携わることができ、営業スキルだけでなくDX推進の知見も得られる環境
  • 4「フィロソフィー」を重視した経営を行っており、社会貢献性の高い事業に携わるやりがい

事業セグメント別解説2025年2月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

人材サービス事業

88%

人材派遣、紹介、教育などを含む総合的なヒューマンリソース事業です。多様な雇用形態に対応し、働く人と企業のニーズを包括的に満たします。

収益497億円営業利益184億円営業利益率37.0%

DX事業

12%

企業のデジタル化を支援するため、IT人材の提供やシステム構築を行います。データ活用や業務フローの自動化を通じて、顧客の変革を支援します。

収益67億円営業利益34億円営業利益率50.4%

よくある質問(ディップについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

600億円

営業利益予想

120億円

純利益予想

80億円

決算レポート

1
2026年2月期 第3四半期
#ディップ#2379#バイトル#減益決算

ディップ・2026年2月期Q3、営業利益25.7%減の80億円——先行投資と体制変更が重石も、DX事業の採算性は向上

ディップが13日に発表した2026年2月期第3四半期(2025年3月〜11月)連結決算は、売上高が423億7,800万円(前年同期比0.6%減)、営業利益が80億8,500万円(同25.7%減)と、増収トレンドから一転して減益となった。営業力を強化するためのソリューション体制への変更に伴い、一時的に顧客獲得が鈍化したほか、新規事業「スポットバイトル」への先行投資やオフィス拡張費用が利益を圧迫した。主力の人材サービスが足踏みする一方、DX事業は増益を確保しており、構造改革後の成長再加速が今後の焦点となる。

-0.6%売上-25.7%営業利益-23.9%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算は、ディップにとって「踊り場」の時期であることを強く印象付ける内容でした。増収増益を続けてきた同社が、売上の微減と大幅な減益に陥った理由は、外部環境の悪化というよりも、自ら断行した「組織再編」と「新規事業投資」という内部要因によるものです。 注目すべきはDX事業の収益性です。売上がほぼ横ばいの中で利益を15%伸ばした事実は、コボットシリーズが既に高収益モデルとして確立されていることを示しています。一方で、主力の人材サービス事業が営業体制の変更によって新規獲得を鈍化させた点は、トップライン(売上高)の成長に依存する同社のビジネスモデルにおいて、早期の体制正常化が急務であることを示唆しています。 投資家としては、通期予想の据え置きに対する第4四半期の「追い上げ」の確度をどう見るかが分かれ目となるでしょう。期初予想の営業利益120億円を達成するには、Q4単体で約39億円の利益が必要であり、これはQ3実績(約25億円前後)を大きく上回るペースです。スポットバイトルの成長性と、AIエージェントによる付加価値向上が、単なるコスト増に終わらず「再成長のエンジン」として機能するかどうかが、2027年2月期以降の株価を左右することになりそうです。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
564億円134億円90億円505億円+4.8%
2024
通期
538億円128億円91億円508億円+9.0%
2023
通期
494億円115億円79億円502億円+24.9%
2022
通期
395億円56億円35億円425億円+21.6%
2021
通期
325億円73億円6億円359億円

従業員データ

平均年収

524.6万円

業界平均: 628.1万円

初任給

29.6万円

月額 296,027

平均年齢

30.3

平均勤続年数: 5.6

従業員数

2,530

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
524.6万円
初任給(月額)
296,027

社員データ

従業員数
2,530
平均年齢
30.3
平均勤続年数
5.6

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

※当サイトのデータは入力時の誤りを含む可能性があります。個人の参考としてご利用ください。当サイトはデータの正確性について一切の責任を負いません。