業界ダイジェスト
朝日インテック株式会社

朝日インテック株式会社

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医療機器業界
1,196Seto, Aichi1976年設立公式サイト

事業セグメント構成

メディカル事業90%
デバイス事業10%
メディカル事業 (90%)デバイス事業 (10%)

循環器系カテーテル治療に不可欠なガイドワイヤー等の医療機器メーカー。独自の極細ワイヤー加工技術を強みに、世界トップクラスのシェアを誇る。

収益

2025年6月期

1,200億円

+11.6% 前年比

純利益

2025年6月期

127億円

-19.4% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年6月期

8.40%

朝日インテック株式会社とは — 会社解説

朝日インテック株式会社は、医療用カテーテル治療に不可欠な「ガイドワイヤー」で世界トップシェアを誇る医療機器メーカーです。1976年の創業以来培ってきた、髪の毛よりも細いステンレスワイヤーを自在に操る独自の加工技術(伸線、撚り、コーティング)を強みとしています。循環器系、脳血管系、末梢血管系など幅広い治療領域に進出しており、その製品は世界110以上の国と地域で使用されています。現在はデバイス事業でのM&Aも活用し、部材供給から製品製造までを網羅する垂直統合型モデルを構築し、更なる成長を遂げています。

事業モデル・収益構造

収益の約9割を占めるメディカル事業では、自社開発したガイドワイヤーやカテーテルを病院へ直接、または代理店を通じて販売します。デバイス事業では、独自のワイヤー技術を他社の医療機器や産業機器向けに供給。高い参入障壁と独自の技術力を武器に、30%を超える圧倒的な営業利益率を実現しています。

朝日インテックの強み・特徴

  • 心臓カテーテル用ガイドワイヤーで世界トップクラスのシェアを誇る、他社の追随を許さない技術力
  • 原材料から完成品までを一貫して内製化しており、高品質と高利益率(34.2%)を同時に達成
  • 世界中の医師のニーズを迅速に製品へ反映させる、研究開発と現場の密接な連携体制
  • ニッタモールド買収など、M&Aを通じた金型・部品製造の内製化によるサプライチェーンの強化

投資家が注目するポイント

  • 1営業利益率34.2%という驚異的な収益性を誇り、医療機器業界でも屈指の優良銘柄です。
  • 2世界的な血管内治療の増加に伴い、海外売上が好調。利益予想の上方修正を繰り返す成長性があります。
  • 3記念配当や増配など、業績向上に合わせた株主還元にも積極的な姿勢を見せています。
  • 4中国以外の新興国市場の開拓や、脳血管・末梢血管といった循環器以外の領域拡大が今後の鍵です。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年齢37.1歳と若く、活気のある職場環境です。グローバルな医療現場に貢献できる実感を持てます。
  • 2愛知県瀬戸市を拠点に世界を舞台に活躍でき、地域貢献とグローバルキャリアを両立可能です。
  • 3高い利益率を背景に、研究開発費や設備投資に惜しみなく資金を投じる「技術至上主義」の文化があります。
  • 4業績連動の賞与や充実した福利厚生など、地元企業の中でも屈指の待遇水準を誇ります。

事業セグメント別解説2025年6月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

メディカル事業

90%

臨床検査試薬や自動分析装置、および医薬品の開発・製造を主軸とし、医療の質の向上と効率化に貢献することを目指す事業領域です。

収益1,078億円営業利益334億円営業利益率31.0%

デバイス事業

10%

水晶振動子やセンサー、自動車用精密部品などの製造販売。スマートフォンから車載、IoT機器まで、電子社会に不可欠なキーデバイスを供給。

収益122億円営業利益46億円営業利益率37.8%

よくある質問(朝日インテックについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1,309億円

営業利益予想

326億円

純利益予想

238億円

決算レポート

2
2026年6月期 第3四半期
#増収増益#医療機器#カテーテル#海外展開

朝日インテック・2026年6月期Q3、純利益204%増の266億円——米欧での循環器製品好調とM&A寄与で大幅増益

医療用カテーテル大手の朝日インテックが発表した2026年6月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比 18.0%増 の 1,083億6,600万円 、営業利益が 45.5%増 の 374億1,400万円 と大幅な増収増益となりました。主力である米欧市場でのPCI(心疾患治療)ガイドワイヤー等の販売が極めて好調に推移したほか、前期に計上した多額の減損損失が解消したことで、親会社株主に帰属する四半期純利益は 204.2%増 の 266億5,700万円 へと急拡大しました。新中期経営計画「Building the Future 2030」の初年度として、国内外で高い成長性を維持しています。

+18.0%売上+45.5%営業利益+204.2%純利益

AIアナリスト視点

朝日インテックの決算は、まさに「盤石」と言える内容です。注目すべきは、単なる為替効果による増益ではなく、循環器・非循環器の両領域で数量ベースの成長が見られること、そしてニッタモールドの連結化によるデバイス事業の垂直統合が成功している点です。 前期に多額の減損(約93億円)を計上して膿を出し切ったことで、今期の純利益は跳ね上がっていますが、営業利益ベースでも 45%増 という数字は、同社の製品が世界の医療現場で強力な競争力を維持している証左でしょう。 自己資本比率が 80% を超える中で、100億円規模の自社株買いと大幅増配を同時に進める姿勢は、投資家にとって極めてポジティブに映ります。今後は、新中期経営計画で掲げる非循環器領域(脳血管や消化器等)への多角化が、どれほどのスピードで利益貢献してくるかが焦点となります。就活生にとっても、ニッチトップの地位を確立しながら挑戦を続ける同社は、非常に安定感と成長性を兼ね備えた選択肢と言えます。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1,200億円301億円127億円1,932億円+11.6%
2024
通期
1,075億円221億円158億円1,916億円+19.4%
2023
通期
901億円180億円131億円1,726億円+15.9%
2022
通期
777億円152億円109億円1,551億円+26.4%
2021
通期
615億円128億円100億円1,154億円

従業員データ

平均年収

695万円

業界平均: 871.7万円

初任給

24.1万円

月額 241,000

平均年齢

37.1

平均勤続年数: 7.2

従業員数

1,196

2024年12月時点

給与・待遇

平均年収
695万円
初任給(月額)
241,000

社員データ

従業員数
1,196
平均年齢
37.1
平均勤続年数
7.2

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2024年12月)

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