業界ダイジェスト
東北電力株式会社

東北電力株式会社

9506
電気・ガス業界
4,661Sendai, Miyagi1951年設立公式サイト

事業セグメント構成

発電・販売事業82%
送配電事業18%
発電・販売事業 (82%)送配電事業 (18%)

東北地方と新潟県を事業基盤とする電力会社。発電から販売まで一貫して行い、地域経済の発展を支える。再生可能エネルギーの導入拡大や電源構成の多様化に注力。

収益

2025年3月期

2.6兆円

-6.1% 前年比

純利益

2025年3月期

1,828億円

-19.1% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

20.17%

東北電力株式会社とは — 会社解説

東北電力株式会社は、1951年設立、宮城県仙台市に本社を置く東北地方最大の電力会社です。東北6県と新潟県を事業基盤とし、発電から送配電、販売まで一貫して提供。地域経済のインフラを支える「よりそう」姿勢を掲げています。近年は女川原子力発電所2号機の再稼働、再生可能エネルギーの導入拡大、DX推進を通じた新サービス「よりそうnext+PLUS」の展開に注力。燃料価格高騰や需要減などの課題に対し、原子力活用と財務基盤の回復、多角化戦略で対応しています。

事業モデル・収益構造

火力、水力、原子力、再生可能エネルギーによる発電と、広域なネットワークを通じた送配電、一般家庭や企業への電力販売が主収益です。燃料費調整制度により燃料価格の変動を料金に反映させる仕組みを持ちますが、現在は女川原発の再稼働による火力依存度の低減とコスト削減による収益改善を急いでいます。

東北電力の強み・特徴

  • 東北・新潟エリアにおける強固な顧客基盤と、地域密着のブランド信頼性
  • 女川原子力発電所2号機の再稼働による、燃料費削減とカーボンニュートラルへの寄与
  • ROE 20.17%という高い資本効率と、財務体質の急速な改善傾向
  • 持分法適用会社となったユアテック等との連携による、建設・エンジニアリング分野の強み

投資家が注目するポイント

  • 1女川原発再稼働が本格寄与し始め、燃料価格下落とともに実質的な稼ぐ力が回復中
  • 2年間配当は前期比5円増の40円を見込むなど、復配から安定配当への移行期にある
  • 3送配電事業の赤字転落など構造的課題はあるが、ネットワーク部門の収支安定化を急ぐ方針
  • 4ROEの高さが際立つが、一時的な利益押し上げ要因を除いた実力値の注視が必要

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収832.7万円、平均勤続年数20年という圧倒的な安定性と厚待遇
  • 2仙台を拠点に地域社会に貢献できるやりがいと、社会インフラを支える責任感
  • 3電力の自由化に伴い、デジタル変革(DX)や新事業創造など、挑戦的なプロジェクトが増加
  • 4研修制度が充実しており、専門技術から経営管理まで長期的なキャリア形成が可能

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

発電・販売事業

82%

自社発電所の運営・管理、および電力の卸売りや小売販売を行う事業。電力の調達から供給までを行い、エネルギー需給の最適化と安定化を担う。

収益2.0兆円営業利益0百万円営業利益率0.0%

送配電事業

18%

発電所から届けられる電気を、送電線や配電網を通じて顧客へ安定的に供給する事業です。設備の建設・保守や広域的な需給調整により、電力インフラの信頼性を維持します。

収益4,438億円営業利益0百万円営業利益率0.0%

よくある質問(東北電力について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2.5兆円

営業利益予想

2,200億円

純利益予想

1,350億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#東北電力#電力業界#減収減益#女川原発

東北電力・2026年3月期通期、純利益53.5%減の849億円——女川原発再稼働も燃料高騰やデリバティブ損失が下押し

東北電力が発表した2026年3月期の連結決算は、売上高が2兆3,724億円(前年同期比10.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が849億円(同53.5%減)と大幅な減益となった。女川原子力発電所2号機の再稼働による収支改善効果があったものの、中東情勢の悪化に伴う燃料価格の高騰や、電力先渡取引における時価評価損の計上が利益を大きく押し下げた。一方で財務基盤は着実に回復しており、自己資本比率は19.4%まで上昇、年間配当は前期比5円増の40円を維持している。

-10.3%売上-42.8%営業利益-53.5%純利益

AIアナリスト視点

東北電力の今期決算は、女川原発再稼働という歴史的な転換点を迎えながらも、マクロ環境の荒波に呑まれた形です。 注目すべきは、実力値としての収支改善が進んでいる一方で、「電力先渡取引等の時価評価損」という会計上のテクニカルな要因が利益を大きく削った点です。これは将来の価格変動リスクをヘッジするための取引が、急激な市場変化によって評価損を招いたものですが、2026年度には振戻し益として計上される予定であり、中長期的な収益力そのものが毀損されたわけではありません。 投資家や就活生の視点では、以下の2点に注目すべきでしょう。 - 財務の回復力: 震災以降の苦境を脱し、自己資本比率が20%目前まで回復してきたことは、経営の自由度が再び高まりつつあることを示唆しています。 - 還元姿勢の定着: 利益が半減してもDOEを基準に配当を維持(40円)した点は、株主還元への強いコミットメントとして評価できます。 今後の焦点は、未定とされた来期予想がどの程度の水準で出てくるか、そして女川原発の稼働率をどこまで高められるかに集約されます。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2.6兆円2,803億円1,828億円5.4兆円-6.1%
2024
通期
2.8兆円3,223億円2,261億円5.4兆円-6.3%
2023
通期
3.0兆円5.2兆円+42.9%
2022
通期
2.1兆円4.7兆円-8.0%
2021
通期
2.3兆円879億円294億円4.5兆円

従業員データ

平均年収

832.7万円

業界平均: 843.2万円

初任給

24.2万円

月額 242,000

平均年齢

44

平均勤続年数: 20

従業員数

4,661

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
832.7万円
初任給(月額)
242,000

社員データ

従業員数
4,661
平均年齢
44
平均勤続年数
20

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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