業界ダイジェスト
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス

株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス

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エンターテインメント業界
25Shinjuku, Tokyo1975年設立公式サイト

事業セグメント構成

デジタルエンタテインメント事業63%
アミューズメント事業22%
出版事業9%
ライツ・プロパティ等事業6%
デジタルエンタテインメント事業 (63%)アミューズメント事業 (22%)出版事業 (9%)ライツ・プロパティ等事業 (6%)

「ドラクエ」「FF」等の有力IPを軸に、ゲーム、出版、アミューズメント事業を多角的に展開。高品質なコンテンツ制作力とブランド力で世界的な知名度を誇る。

収益

2025年3月期

3,245億円

-8.9% 前年比

純利益

2025年3月期

244億円

+63.7% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

7.50%

株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスとは — 会社解説

1975年設立、東京都新宿区に本社を置く日本を代表するエンターテインメント企業です。「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」という世界的なIP(知的財産)を軸に、ゲーム事業、出版、アミューズメント、ライツ・プロパティなど多角的に展開しています。2003年のスクウェアとエニックスの合併を経て、現在はホールディングス体制でグローバルに高品質なコンテンツを供給。近年は桐生社長のもと「量より質」への戦略転換を進め、タイトルの厳選と開発体制の最適化による収益性の向上を図っています。

事業モデル・収益構造

収益の柱はゲーム販売のデジタルエンタテインメント事業(売上の約6割)ですが、特筆すべきは営業利益率30%を超える出版事業やライツ事業の高収益性です。自社IPをゲームだけでなく、コミックやグッズ、他社へのライセンス提供など多面的にマネタイズする「ポリモーフィック・コンテンツ」戦略により、安定した収益基盤を構築しています。

スクエニHDの強み・特徴

  • 世界的な知名度を誇るFF、ドラクエ等の強力な自社IP資産
  • 営業利益率35%を超える高収益な出版・ライセンス事業部門
  • MMO(FF14等)による継続的かつ安定的な課金収益基盤
  • 自己資本比率80%を超える極めて強固な財務体質と投資余力

投資家が注目するポイント

  • 1最新の営業利益率は21.5%まで上昇し、収益構造の改善が鮮明
  • 2不採算タイトルの整理と組織再編費用を早期計上し、将来リスクを低減
  • 3配当方針と自己株式取得を含めた積極的な株主還元姿勢を維持
  • 4有力IPのライセンス供与による低リスク・高利益モデルの拡大

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収1,436万円(持株会社)と、業界内でも最高水準の給与体系
  • 2世界トップクラスのクリエイターや技術者と協働できる刺激的な環境
  • 3「ドラクエ」「FF」などの巨大プロジェクトに携わるキャリア形成
  • 4新宿の利便性の高いオフィス環境と、グローバルな活躍のチャンス

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

デジタルエンタテインメント事業

63%

家庭用ゲーム、PCゲーム、モバイルゲームの開発・配信や、関連するデジタルコンテンツの提供をグローバルに行う事業です。

収益2,065億円営業利益339億円営業利益率16.4%

アミューズメント事業

22%

ゲームセンター等の施設運営や、店舗向け遊技機・プライズ機、景品などの企画・開発・製造・販売を一括して行う事業です。

収益712億円営業利益78億円営業利益率11.0%

出版事業

9%

住宅、建設、ライフスタイルに関する情報誌やウェブメディアを運営する事業です。専門的な情報を消費者に提供することで、住まい選びや建築計画の意思決定を支援します。

収益308億円営業利益110億円営業利益率35.7%

ライツ・プロパティ等事業

6%

知的財産権の保護・維持管理を行い、二次利用やライセンスビジネスを通じたIP価値の最大化と安定的収益の確保を行う。

収益191億円営業利益61億円営業利益率31.8%

よくある質問(スクエニHDについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2,800億円

営業利益予想

410億円

純利益予想

287億円

2026年3月期の連結業績予想における1株当たり当期純利益については、「2.配当の状況」に注記した株式分割を考慮した金額を記載しております。株式分割を考慮しない場合の1株当たり当期純利益は239円09銭となります。

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#増益#構造改革#スクウェア・エニックス#新中期経営計画

スクエニHD・2026年3月期通期、営業利益34.9%増の547億円——「量から質」への転換で収益性改善、配当性向50%へ

株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスが14日に発表した2026年3月期通期決算は、売上高が 297,661百万円(前期比 8.3%減)となった一方、営業利益は 54,736百万円(同 34.9%増)の大幅増益を記録した。不採算タイトルの整理や組織再編といった 構造改革 が進展し、新作HDゲームの堅調な販売と相まって利益率が大幅に改善した。親会社株主に帰属する当期純利益も 29,616百万円(同 21.3%増)と伸長し、あわせて配当性向を 50% に引き上げる株主還元方針も示された。

-8.3%売上+34.9%営業利益+21.3%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、売上減少を許容してでも「利益の質」を追求する姿勢に転換した点です。前期に実施したコンテンツ廃棄損などの 「膿出し」 が功を奏し、営業利益率が大幅に改善したことは、構造改革の成功を示唆しています。 投資家視点では、配当性向を 50% に引き上げた点と、3年間で 1,000億円 という巨額の投資枠を設定した点が大きなサプライズです。これは自己資本比率約80%という潤沢な現金を「死に金」にせず、成長と還元の両輪に配分するという経営の強い意志を感じさせます。 一方で、次期予想が営業減益となっている点は、開発体制刷新に伴う一時的なコストや、ヒット作の端境期を想定した保守的な見通しと考えられます。今後、マルチプラットフォーム戦略が具体的にどのタイトルで結実するかが、中長期的な株価の焦点となるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3,245億円406億円244億円4,162億円-8.9%
2024
通期
3,563億円326億円149億円4,109億円+3.8%
2023
通期
3,433億円443億円493億円3,996億円-6.0%
2022
通期
3,653億円593億円510億円3,809億円+9.8%
2021
通期
3,325億円472億円269億円3,361億円

従業員データ

平均年収

1,436.5万円

業界平均: 881.3万円

平均年齢

48.6

平均勤続年数: 5.9

従業員数

25

給与・待遇

平均年収
1,436.5万円

社員データ

従業員数
25
平均年齢
48.6
平均勤続年数
5.9

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報

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