業界ダイジェスト
セガサミーホールディングス株式会社

セガサミーホールディングス株式会社

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エンターテインメント業界
414Shinagawa, Tokyo2004年設立公式サイト

事業セグメント構成

エンタテインメントコンテンツ事業76%
遊技機事業23%
ゲーミング事業1%
エンタテインメントコンテンツ事業 (76%)遊技機事業 (23%)ゲーミング事業 (1%)

ゲーム事業のセガと遊技機大手のサミーが統合。強力なIPを軸にエンタメ事業をグローバル展開。パチスロ・パチンコ機で高シェアを誇り、リゾート事業も手掛ける。

収益

2025年3月期

4,289億円

-8.5% 前年比

純利益

2025年3月期

451億円

+36.3% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

12.20%

セガサミーホールディングス株式会社とは — 会社解説

セガサミーホールディングス株式会社は、ゲーム大手のセガと遊技機(パチンコ・パチスロ)最大手のサミーが2004年に経営統合して誕生した総合エンタテインメント企業です。「ソニック」や「龍が如く」といった世界的なIP(知的財産)を保有するエンタメコンテンツ事業と、高い収益力を誇る遊技機事業を両輪としています。近年はモバイルゲーム強化のためRovio社を買収するなどグローバル展開を加速させましたが、足元では巨額減損を計上。現在は、経営の規律を高めつつ、強力なIPを軸としたマルチメディア展開に注力する変革期にあります。

事業モデル・収益構造

コンシューマーゲームの販売やモバイルゲームの運営による「エンタメ収益」と、パチンコ・パチスロ機の開発・販売による「遊技機収益」が主です。特に遊技機事業は利益率が高く、そこで得たキャッシュを成長分野であるグローバルゲーム市場やリゾート事業、新規IP創出へ投資する構造となっています。

セガサミーの強み・特徴

  • 「ソニック」「ペルソナ」「龍が如く」など、世界中で熱狂的なファンを持つ強力な自社IPの保有
  • パチスロ市場で圧倒的なシェアを誇り、高い営業利益率(約21%)を叩き出すサミーの製品開発力
  • ゲーム、アニメ、玩具、映画など、一つのIPを多角的に収益化できるメディアミックス展開力
  • 過去の苦い経験を糧にした、迅速な減損処理や自社株買いといった市場対話・資本政策のスピード感

投資家が注目するポイント

  • 12026年3月期Q3にて買収したRovio社ののれん減損313億円を計上。短期的には赤字転落も、負の遺産を早期処理。
  • 2減損発表と同時に200億円規模の自社株買いを発表。株主還元に対する強い意志を示し、株価の下支えを図る。
  • 3「拡張路線」から「規律ある成長」へシフト。大型M&Aを一時凍結し、既存IPの収益最大化に注力する方針。
  • 4遊技機事業はスマートパチスロの好調により堅調。エンタメ事業のボラティリティをカバーする収益源として機能。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収939.6万円と、エンタメ・ゲーム業界内でもトップクラスの給与水準。成果に応える報酬体系が魅力。
  • 2セガ、サミーといった異なる文化を持つ企業が統合しており、ゲーム開発からパチンコ開発まで幅広い職域が存在する。
  • 3世界をターゲットにした大型プロジェクトに関わる機会が多く、クリエイターやプロデューサーとして高い経験を積める。
  • 4平均勤続年数は3.9年(ホールディングス数値)と短めに見えるが、これは専門職採用や業界の流動性の高さも反映している。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

エンタテインメントコンテンツ事業

76%

コンシューマーゲーム、モバイルゲーム、映像作品などの総合的なエンタテインメント製品の開発・運営・配信を行う。

収益3,216億円営業利益419億円営業利益率13.0%

遊技機事業

23%

パチンコ機およびパチスロ機の企画・開発から製造、遊技場(ホール)向け販売およびアフターサービスの提供を行う。

収益971億円営業利益210億円営業利益率21.6%

ゲーミング事業

1%

海外市場向けの施設型カジノ機器の製造・販売や、オンラインカジノ向けプラットフォーム、ゲーム機のリサーチを行う。

収益55億円営業利益22億円営業利益率40.1%

よくある質問(セガサミーについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

4,750億円

営業利益予想

530億円

純利益予想

375億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#セガサミーHD#減損損失#赤字転落#スマスロ

セガサミーHD・2026年3月期通期、売上高4,875億円で増収も57億円の最終赤字——海外買収先の巨額減損が響く

セガサミーホールディングスが発表した2026年3月期通期決算は、売上高が前期比 13.7%増 の 4,875億円 と増収を確保した一方、親会社株主に帰属する当期純損益は 57億円の赤字(前期は450億円の黒字)に転落した。パチスロを中心とした遊技機事業が記録的な好調を維持したが、近年買収した海外子会社ののれん等について 546億円 の減損損失を特別損失に計上したことが大きく影響した。同社は投資戦略を精査し、大型M&Aの実施を当面凍結するという経営判断を下している。

+13.7%売上-2.1%営業利益

AIアナリスト視点

今回の決算は、過去数年間の「攻め」の姿勢が生んだ歪みを一気に膿出しする「外科手術」のような内容です。Rovioなどの高額買収が最終的に巨額減損を招いたことは、投資家にとって厳しい事実ですが、期中に約200億円の自社株買いを追加し、大型M&Aの凍結を明言したことは、経営陣による規律あるキャピタルアロケーションへの回帰として評価される側面もあります。 - 強みは依然として高いキャッシュ創出力を誇る遊技機事業です。この利益をいかに効率的にコンシューマゲームのヒット創出やゲーミング事業の黒字化に結びつけられるかが、次期以降の焦点となります。 - 注目ポイントは、M&Aを止めた後、自社IP(ソニックや龍が如く等)の「トランスメディア展開」によるライセンス収入がどこまで営業利益を補完できるかです。数字上は31.6%増と着実な伸びを見せており、ビジネスモデルの転換が成功するかどうかの試金石となるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
4,289億円481億円451億円6,448億円-8.5%
2024
通期
4,689億円579億円331億円6,540億円+20.3%
2023
通期
3,896億円468億円459億円5,016億円+21.4%
2022
通期
3,209億円320億円370億円4,355億円+15.6%
2021
通期
2,777億円66億円13億円4,216億円

従業員データ

平均年収

939.6万円

業界平均: 881.3万円

初任給

27.0万円

月額 270,000

平均年齢

42.6

平均勤続年数: 3.9

従業員数

414

給与・待遇

平均年収
939.6万円
初任給(月額)
270,000

社員データ

従業員数
414
平均年齢
42.6
平均勤続年数
3.9

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報

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