株式会社リコー

株式会社リコー

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電機業界
5,041Ota, Tokyo1936年設立公式サイト

事業セグメント構成

デジタルサービス76%
グラフィックコミュニケーションズ12%
デジタルプロダクツ6%
インダストリアルソリューションズ4%
その他1%
デジタルサービス (76%)グラフィックコミュニケーションズ (12%)デジタルプロダクツ (6%)インダストリアルソリューションズ (4%)その他 (1%)

複合機やプリンター等の事務機器で世界トップクラスのシェアを持つ大手メーカー。現在はデジタルサービス企業への変革を推進し、オフィスのDX支援に注力。

収益

2025年3月期

2.5兆円

+7.6% 前年比

純利益

2025年3月期

457億円

+3.5% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

4.40%

株式会社リコーとは — 会社解説

株式会社リコーは、1936年創業の老舗事務機器メーカーから、現在は「デジタルサービス企業」へと大胆な変革を遂げているITソリューション大手です。世界トップクラスのシェアを誇る複合機(MFP)で培った顧客基盤を土台に、オフィスのDX化やワークフロー改善を支援するサービスを展開。東芝テックとの合弁会社「エトリア」による生産効率化や、国内ITサービスの急成長を背景に、ハードウェア販売に依存しないストック型の収益構造への転換を加速させています。

事業モデル・収益構造

従来の事務機器(ハードウェア)販売に加え、保守メンテナンスや消耗品によるストック収益、さらには企業のDXを支援するITサービス、クラウドソリューションの提供が主軸です。デジタルサービス部門が売上高の約76%を占め、顧客の「はたらく」を支えるソフトウェアやプラットフォーム提供で継続的な収益を得るモデルへ移行しています。

リコーの強み・特徴

  • 世界約200の国と地域に広がる膨大な顧客基盤と、強固な保守・サービス網を保有。
  • 事務機器の生産・開発を「エトリア」に集約することで、コスト構造を劇的に改善し、高利益体質へ変貌。
  • 国内ITサービス市場で高いプレゼンスを持ち、セキュリティやクラウド導入などの需要を確実に取り込んでいる。
  • 「デジタルサービス」への事業シフトが成功し、売上の約4分の3を同部門が稼ぎ出す構造を構築。

投資家が注目するポイント

  • 12026年3月期Q3で営業利益が前年比102.6%増の700億円と倍増。通期予想を上方修正し成長性が加速。
  • 2「エトリア」の生産シナジーが想定以上に発現。ハード部門の利益率が18.3%と極めて高い水準を維持。
  • 3年間配当40円を維持し、株主還元への積極姿勢を継続。ROEのさらなる向上を経営目標に掲げている。
  • 4米国市場での関税リスクに対し、生産拠点の分散など機動的なサプライチェーン対策を講じている。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収860.2万円、平均勤続年数20年と、安定性と待遇の良さを兼ね備えた優良企業。
  • 2「“はたらく”に歓びを」というビジョンのもと、自社の働き方改革やリモートワーク環境も非常に充実している。
  • 3事務機メーカーからITサービス企業への転換期にあり、AI、クラウド、セキュリティ等の最先端スキルを磨ける。
  • 4初任給26.5万円と高水準。教育研修制度が手厚く、長期的な視点でプロフェッショナルを目指せる環境。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

デジタルサービス

76%

クラウド、AI、データ分析などのデジタル技術を活用したサービス事業です。顧客のビジネス変革をソフトウェアやITコンサルティングの側面から支援し、新たな付加価値を創出します。

収益1.9兆円営業利益323億円営業利益率1.7%

デジタルプロダクツ

6%

パソコン、タブレット、オフィス向けハードウェア製品の開発・販売を行っています。ビジネスや教育、個人の多様なニーズに応える最新のデジタルデバイスと周辺機器をグローバルに展開しています。

収益1,571億円営業利益287億円営業利益率18.3%

グラフィックコミュニケーションズ

12%

商業用印刷機、デジタル複合機、インクジェット関連製品を展開しています。出版、広告、パッケージ印刷などの分野に向けて、高画質な印刷ソリューションと保守サービスを提供しています。

収益2,927億円営業利益232億円営業利益率7.9%

インダストリアルソリューションズ

4%

工場の自動化(FA)機器、産業用センサー、制御デバイスを提供しています。製造現場の生産性向上や省人化、省エネルギー化を支援する統合的なソリューションを展開しています。

収益1,122億円営業利益-1,821百万円営業利益率-1.6%

その他

1%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益358億円営業利益-5,597百万円営業利益率-15.6%

よくある質問(リコーについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2.6兆円

営業利益予想

800億円

純利益予想

560億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#リコー#増収増益#営業利益倍増#上方修正

リコー・2026年3月期Q3、営業利益が倍増の700億円——国内ITサービス好調、エトリアの生産シナジー寄与で通期予想を上方修正

リコーが5日に発表した2026年3月期第3四半期(2025年4月〜12月)決算は、売上高が前年同期比 2.6%増 の 1兆8,823億円 、営業利益は同 102.6%増 の 700億円 と大幅な増益を記録しました。国内でのITサービス需要の着実な取り込みに加え、東芝テック等との合弁会社 「エトリア」を通じた生産・開発の効率化 が収益を大きく押し上げました。これを受け、同社は通期の連結業績予想を上方修正し、年間配当も前期比2円増の 40円 とする計画を据え置いています。

+2.6%売上+102.6%営業利益+68.2%純利益

AIアナリスト視点

リコーの今回の決算は、長年進めてきた「事務機メーカーからの脱却」が数字として結実し始めた印象を受けます。特に営業利益が前年比2倍となった点は、単なる円安の追い風だけでなく、「エトリア」による生産効率化と国内ITサービスの成長という両輪 が機能した結果と言えます。 注目すべきは、米国市場での「関税リスク」を公式に言及し、それに対して生産・商物流の各軸で機動的な対策を打つ姿勢を見せている点です。これは、かつてのハードウェア中心のビジネスモデルから、より柔軟なサプライチェーンとサービス主体の構造へ移行できている自信の表れかもしれません。投資家視点では、ストック収益の比率向上 がどこまで利益率の底上げに寄与し続けられるかが、中長期的な株価の焦点となるでしょう。 就活生の視点では、同社が掲げる「“はたらく”に歓びを」というビジョンが、単なるスローガンではなく、セキュリティやアプリサービスといった具体的なデジタルソリューションとして収益に貢献している点は、非常に説得力のある企業研究のポイントになります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2.5兆円638億円457億円2.4兆円+7.6%
2024
通期
2.3兆円620億円442億円2.3兆円+10.1%
2023
通期
2.1兆円787億円544億円2.1兆円+21.4%
2022
通期
1.8兆円401億円304億円1.9兆円+4.5%
2021
通期
1.7兆円1.9兆円

従業員データ

平均年収

860.2万円

業界平均: 876.5万円

初任給

26.5万円

月額 265,000

平均年齢

45.4

平均勤続年数: 20

従業員数

5,041

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
860.2万円
初任給(月額)
265,000

社員データ

従業員数
5,041
平均年齢
45.4
平均勤続年数
20

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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