業界ダイジェスト
三井倉庫ホールディングス株式会社

三井倉庫ホールディングス株式会社

9302
倉庫・物流業界
265Minato, Tokyo1909年設立公式サイト

事業セグメント構成

物流事業98%
不動産事業2%
物流事業 (98%)不動産事業 (2%)

三井グループの物流大手。倉庫業を祖業とし、国際物流、港湾運送、陸上運送を網羅。医薬品物流などの高付加価値サービスやDX推進による効率化に強みを持つ。

収益

2025年3月期

2,807億円

+7.7% 前年比

純利益

2025年3月期

100億円

-17.1% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

8.80%

三井倉庫ホールディングス株式会社とは — 会社解説

三井倉庫ホールディングスは、1909年創業の三井グループ中核を担う総合物流企業です。倉庫業を祖業としながら、現在は国際物流、港湾運送、陸上運送を網羅するグローバル・サプライチェーン・マネジメントを展開しています。近年は、従来の「モノを預かる」ビジネスから、医薬品物流(ヘルスケア)や家電物流といった高付加価値なソリューション提供へとシフトしており、DX推進による物流効率化にも注力。2026年3月期第3四半期では、航空貨物の堅調さと不動産事業の収益改善により、営業利益が前年同期比20.4%増と大幅な成長を遂げ、強固な収益基盤を確立しています。

事業モデル・収益構造

物流事業(売上比率約98%)と不動産事業の2軸で構成。物流では顧客のサプライチェーンを包括的に受託する3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)を展開し、手数料や作業料を得ます。不動産事業は保有するオフィスビルの賃貸が主で、営業利益率が32%を超える極めて高い収益源となっており、物流事業の投資原資を生み出す安定したキャッシュフローの源泉です。

三井倉庫の強み・特徴

  • 医薬品や精密機器など高度な管理技術を要するヘルスケア物流における圧倒的な専門性
  • 三井グループのネットワークを活かしたグローバルな国際一貫輸送体制と顧客基盤
  • 保有不動産(箱崎ビル等)の有効活用による、物流業界内でも際立つ高い営業利益率
  • 物流DXを推進し、顧客の在庫最適化や輸送ルート効率化を実現するコンサルティング能力

投資家が注目するポイント

  • 12026年3月期Q3で営業利益率8%を達成。不動産セグメントの利益率向上(約40%)が寄与
  • 2D/Eレシオを低水準に抑えつつ、ヘルスケア等の成長分野へ機動的に投資できる財務余力
  • 3航空貨物の取扱増といった外部環境の変化を確実に利益へ繋げるアセットライトな経営手法
  • 4本社移転費用などの一時的要因を除いた本業のキャッシュ創出力は前期を大きく上回る推移

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収792.9万円と業界トップクラスの水準であり、初任給27万円と若手への還元も手厚い
  • 2平均勤続年数12.4年、平均年齢42.1歳と、安定した雇用環境の中で長期的なキャリア形成が可能
  • 3伝統ある大企業ながら、DX推進や新規事業開発に積極的で、挑戦を後押しする社風
  • 4グローバルに展開する物流ネットワークを舞台に、専門性の高いロジスティクススキルを磨ける

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

物流事業

98%

海上・航空貨物のフォワーディング、倉庫保管、陸上輸送などを組み合わせ、顧客のサプライチェーンを最適化する包括的なサービスを提供します。

収益2,751億円営業利益214億円営業利益率7.8%

不動産事業

2%

オフィスビルや商業施設の賃貸、不動産の開発・管理・仲介を通じて、保有資産の有効活用や都市の利便性向上、安定的な収益基盤の構築を図る。

収益67億円営業利益22億円営業利益率32.2%

よくある質問(三井倉庫について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2,940億円

営業利益予想

200億円

純利益予想

102億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#三井倉庫ホールディングス#9302#増収増益#航空貨物

三井倉庫HD・2026年3月期通期、営業利益24%増の221億円——航空貨物の取扱増と不動産事業の貢献で大幅増益

三井倉庫ホールディングスが13日に発表した2026年3月期通期連結決算は、営業利益が前期比 24.0%増 の 221億1,100万円 と大幅な増益を記録した。顧客企業の在庫調整が一服したことに加え、航空貨物輸送の堅調な荷動きが収益を牽引した。また、マルチテナント化した旗艦ビルの稼働が寄与した不動産事業も利益を大きく押し上げた。物流と不動産の両輪が機能し、売上高・各段階利益ともに前期を上回る着地となった。

+6.7%売上+24.0%営業利益+11.1%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で特筆すべきは、営業利益率の改善(6.4%→7.4%)です。単なる物量の増加だけでなく、収益性の高い航空貨物やヘルスケア物流へのシフト、さらに不動産事業でのビル再開発による高付加価値化が確実に利益へ結びついています。 また、財務面での安定感も増しています。D/Eレシオ0.60倍という数字は、将来的なM&Aや大規模な設備投資を可能にする十分な「余力」を意味しており、攻めの経営への転換期にあると言えます。 懸念点としては、次期予想における利益成長の鈍化(+4.0%)ですが、これはDXや人的投資という「未来へのコスト」を先行させるための意図的な判断であり、就活生にとっても長期的な成長を見据えた企業姿勢としてポジティブに評価できるポイントでしょう。中東情勢などの外部変数を除けば、非常に盤石な決算内容です。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2,807億円178億円100億円2,804億円+7.7%
2024
通期
2,606億円208億円121億円2,635億円-13.4%
2023
通期
3,008億円260億円156億円2,587億円-0.1%
2022
通期
3,010億円259億円145億円2,583億円+18.7%
2021
通期
2,536億円177億円115億円2,384億円

従業員データ

平均年収

792.9万円

業界平均: 792.9万円

初任給

27.0万円

月額 270,000

平均年齢

42.1

平均勤続年数: 12.4

従業員数

265

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
792.9万円
初任給(月額)
270,000

社員データ

従業員数
265
平均年齢
42.1
平均勤続年数
12.4

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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