株式会社三井E&S

株式会社三井E&S

7003
機械業界
2,250Chuo-ku, Tokyo1917年設立公式サイト

事業セグメント構成

舶用推進システム43%
周辺サービス24%
物流システム20%
成長事業推進13%
舶用推進システム (43%)周辺サービス (24%)物流システム (20%)成長事業推進 (13%)

船舶用エンジンで国内首位、港湾用クレーンでも世界屈指のシェアを誇る機械メーカー。脱炭素化に向けた水素燃料エンジンや自律走行型搬送車両の開発にも注力。

収益

2025年3月期

3,151億円

+4.4% 前年比

純利益

2025年3月期

391億円

+56.0% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

25.10%

ROA: 6.10%

株式会社三井E&Sとは — 会社解説

株式会社三井E&Sは、1917年創業の歴史を持つ、日本を代表する重工業メーカーです。船舶用エンジンで国内首位、港湾用クレーンでも世界屈指のシェアを誇ります。かつての造船事業中心の構造から、現在は「機械事業」を核とした高収益体質への転換を遂げました。特に脱炭素化に向けたアンモニア燃料エンジンの開発や、港湾の自動化ソリューション、さらには米国の港湾インフラ更新需要の取り込みなど、グローバルな物流・エネルギーインフラのキープレーヤーとして存在感を高めています。

事業モデル・収益構造

主力である船舶用エンジンの製造・販売に加え、港湾クレーンの設計・施工を収益の柱としています。近年は「モノ売り」から「コト売り」へのシフトを鮮明にしており、稼働後のメンテナンスやデジタル技術を活用した周辺サービスで安定的なストック収益を積み上げるモデルを強化しています。また、次世代燃料(水素・アンモニア)対応エンジンの開発により、海事セクターの脱炭素化需要を先取りしています。

三井E&Sの強み・特徴

  • 船舶用主機関(エンジン)において国内シェア約50%超、世界でもトップクラスの実績を誇る。
  • 港湾用クレーン「パセコ」ブランドを展開し、世界中の主要港に強固な顧客基盤を保有。
  • アンモニア・水素燃料エンジンや自律走行型搬送車両(AGV)など、業界をリードする先端技術力。
  • 事業再生を経て営業利益率が12.3%まで向上し、R&Iより「A-」格付を取得するほどの財務健全化。

投資家が注目するポイント

  • 12026年3月期に通期予想を上方修正し、年間配当を50円に増額するなど株主還元姿勢を強化。
  • 2世界的な環境規制を背景に、二元燃料エンジンなどの高付加価値製品への買い替え需要が追い風。
  • 3米国での港湾クレーン自国生産支援の動きに関連し、同社の米国拠点が戦略的重要拠点として注目。
  • 4ROE 25.1%と極めて高い資本効率を実現しており、再建フェーズから成長フェーズへの移行が鮮明。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収703.6万円、平均勤続年数15.9年と、安定した処遇と腰を据えて働ける環境が魅力。
  • 2造船から「環境・デジタル技術」の機械メーカーへ変貌しており、最先端のGX・DXに関わる機会が豊富。
  • 3若手からグローバルな大型プロジェクトに携わることができ、世界の物流インフラを支える実感を持てる。
  • 4初任給27万円(大卒・院卒等)と業界内でも高水準の設定で、次世代のエンジニア育成に注力している。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

成長事業推進

13%

新規市場の開拓や次世代技術を活用した新製品の開発など、将来の収益基盤となる新たなビジネスモデルの創出に注力する組織です。

収益400億円営業利益68億円営業利益率17.1%

舶用推進システム

43%

船舶用のエンジン、推進器、制御装置の開発・製造を行い、海上輸送の効率化と環境規制に対応した高度な動力システムを提供します。

収益1,355億円営業利益75億円営業利益率5.5%

物流システム

20%

自動倉庫、搬送ロボット、仕分けシステムなどの物流オートメーション設備を統合的に提供し、物流現場の省人化・効率化を支援します。

収益628億円営業利益60億円営業利益率9.5%

周辺サービス

24%

主力製品に付随する教育トレーニング、コンサルティング、オペレーション支援などを提供し、製品導入後の価値最大化を図る事業です。

収益752億円営業利益-1,615百万円営業利益率-2.1%

よくある質問(三井E&Sについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

3,400億円

営業利益予想

240億円

純利益予想

200億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#三井E&S#増収増益#上方修正#増配

三井E&S・2026年3月期Q3、営業利益2.2倍の311億円——舶用エンジン好調で通期予想を上方修正、年間配当も50円に増額

株式会社三井E&Sが10日に発表した2026年3月期第3四半期決算は、本業の儲けを示す営業利益が前年同期比 126.2%増 の 311億16百万円 と大幅な増益を記録した。世界的な脱炭素化の流れを受け、環境負荷の低い二元燃料エンジンなどの需要が拡大したほか、港湾クレーンの大型工事が順調に進捗した。同社は好調な業績を背景に、通期の営業利益予想を50億円上方修正し、期末配当も従来予想から15円積み増す 年間50円 とすることを決めた。また、財務体質の改善が認められ、新規に 「A-」格付を取得 したことも大きなトピックとなっている。

+15.7%売上+126.2%営業利益-27.9%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算は、かつての「再建企業」というイメージを完全に払拭する、非常に質の高い内容です。特に注目すべきは、単なる円安効果に頼らず、「二元燃料エンジン」や「アフターサービス」といった高付加価値領域で利益を稼げる体質に変貌している点です。 - 強み: 舶用エンジンでの圧倒的なシェアと、脱炭素燃料(アンモニア等)への先行投資が実り始めていること。また、クレーン事業での米国市場における強いポジションも優位性となっています。 - 注目ポイント: R&Iによる「A-」格付の取得は、今後の資金調達コスト低減や信頼性向上に直結する大きな一歩です。 - 今後の焦点: 米国の関税政策などが物流システム事業に与える影響、および増配を決定したことによる株価の再評価(リレーティング)がどこまで進むかが焦点となります。 就活生にとっても、造船という斜陽産業のイメージから、「グローバルな物流インフラと環境技術のリーダー」へと転換している姿は非常に魅力的に映るはずです。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3,151億円231億円391億円4,492億円+4.4%
2024
通期
3,019億円196億円251億円4,671億円+15.1%
2023
通期
2,623億円94億円156億円4,400億円-54.7%
2022
通期
5,794億円4,092億円-10.1%
2021
通期
6,447億円1億円7,590億円

従業員データ

平均年収

703.6万円

業界平均: 786.7万円

初任給

27.0万円

月額 270,000

平均年齢

39.9

平均勤続年数: 15.9

従業員数

2,250

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
703.6万円
初任給(月額)
270,000

社員データ

従業員数
2,250
平均年齢
39.9
平均勤続年数
15.9

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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