業界ダイジェスト
カナデビア株式会社

カナデビア株式会社

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重工業業界
3,964Osaka, Osaka1881年設立公式サイト

事業セグメント構成

環境74%
機械・インフラ14%
脱炭素化12%
その他1%
環境 (74%)機械・インフラ (14%)脱炭素化 (12%)その他 (1%)

環境装置やプラント、機械を手掛ける総合重工メーカー。ごみ焼却発電施設で世界トップクラスの実績を誇り、2024年10月に日立造船から社名を変更。

収益

2025年3月期

6,105億円

+9.8% 前年比

純利益

2025年3月期

221億円

+16.3% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

12.60%

カナデビア株式会社とは — 会社解説

カナデビアは、2024年10月に「日立造船」から社名を変更した総合重工・エンジニアリング企業です。1881年の創業以来の技術を継承しつつ、現在は「環境・グリーンエネルギー」を核とした事業構造への転換を急いでいます。ごみ焼却発電施設(Waste-to-Energy)の建設・運営では世界トップクラスの実績を持ち、欧州やアジアなどグローバルに展開しています。直近では海外プロジェクトでの技術トラブルにより業績下方修正を余儀なくされましたが、脱炭素社会に向けたインフラ提供をミッションとしています。

事業モデル・収益構造

ごみ焼却発電プラントや水処理施設などの建設(EPC)と、稼働後の保守・運営(O&M)が主な収益源です。特にO&Mは安定したストック型ビジネスとして収益の基盤となっています。また、水素発生装置や海水淡水化プラントなど、環境変化に対応する機械・インフラ設備の製造・販売も手掛けています。

カナデビアの強み・特徴

  • 世界トップクラスの累計受注実績を誇るごみ焼却発電技術と、グローバルな保守ネットワーク
  • 日立造船時代から培われた高度なエンジニアリング技術と、大規模プラント施工のノウハウ
  • 安定的な収益をもたらすアフターサービス・運営事業の高い売上構成比
  • 脱炭素化に寄与する水素発生装置やCO2回収技術など、次世代のクリーンエネルギー関連技術

投資家が注目するポイント

  • 1海外子会社でのトラブルに伴う一時的な業績悪化からの脱却と、ガバナンス再構築の進捗
  • 2社名変更を機とした「脱炭素化セグメント」の収益化と、成長投資の効率性
  • 3舶用エンジン不正問題に対する対策の徹底と、失墜した市場信頼の回復に向けた取り組み
  • 4受注残高の積み上がりと、高採算案件の比率向上による営業利益率の改善見通し

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1「地球規模の課題解決」に直結する、社会貢献度の高い大規模プロジェクトに従事できる
  • 2平均勤続年数16年と非常に長く、腰を据えて技術を磨ける安定した雇用環境
  • 3旧日立造船の堅実な文化を残しつつ、社名変更に伴う新しい企業風土の醸成に携われる
  • 4グローバルな環境インフラ案件が多く、海外勤務や国際的なエンジニアリングの経験が積める

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

環境

74%

廃棄物焼却施設、リサイクルプラント、大気汚染防止装置、水質浄化設備など、環境負荷低減に寄与する設備やシステムの開発・運用を行う。

収益4,535億円営業利益254億円営業利益率5.6%

機械・インフラ

14%

産業機械、電力・水・交通インフラなどの設備供給から事業運営まで、広範なインフラ・設備関連ビジネスを統合的に展開します。

収益830億円営業利益10億円営業利益率1.2%

脱炭素化

12%

水素・アンモニア燃料の活用技術やCO2の回収・転換技術(CCUS)の開発を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に向けたソリューションを提供します。

収益702億円営業利益-101百万円営業利益率-0.1%

その他

1%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益38億円営業利益5億円営業利益率13.0%

よくある質問(カナデビアについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

6,200億円

営業利益予想

270億円

純利益予想

160億円

当社では年次での業績管理を行っておりますので、第2四半期(累計)の連結業績予想の記載を省略しております。

決算レポート

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2026年3月期 通期
#カナデビア#日立造船#減益#海外トラブル

カナデビア・2026年3月期通期、営業利益54.8%減の121億円——環境部門の技術トラブル響くも次期はV字回復を予想

カナデビア(旧日立造船)の2026年3月期連結決算は、売上高が前期比 5.7%増 の 6,452億円 と増収を確保した一方、営業利益は 54.8%減 の 121億円 と大幅な減益に沈みました。主力の 環境部門における海外子会社の技術トラブル や、機械・脱炭素の両部門での赤字計上が利益を大きく押し下げた格好です。しかし、受注高は過去最高の 8,977億円 に達しており、会社側はこれらの一過性損失が解消する次期において、営業利益を 2倍以上 に回復させる強気の見通しと 大幅な増配 を発表しました。

+5.7%売上-54.8%営業利益-49.6%純利益

AIアナリスト視点

日立造船から「カナデビア」へと社名を変更した最初の通期決算でしたが、数字上は非常に苦しいスタートとなりました。環境部門の海外トラブルは同社の古くからの課題でもありますが、特筆すべきは 8,977億円 という驚異的な受注高です。売上高の1.4倍近い受注を1年で積み上げており、これが「次期の大幅増配予告」という強気の姿勢を支えています。 投資家の視点では、以下の3点が今後の焦点となります: - 海外プロジェクトのトラブルが本当に一過性で収束するのか。 - 赤字に転落した機械・インフラと脱炭素の両部門が、次期予想通りに黒字化できるのか。 - 2.2兆円を超える受注残高を、いかに高い利益率で完工させていけるか。 就職活動中の学生にとっては、同社が「ごみ焼却発電」という世界トップクラスの環境技術を持ちつつ、現在はそれを利益に結びつけるための「経営の筋肉質化(構造改革)」の真っ只中にいる企業であると理解すると、面接などでの視点に深みが出るはずです。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
6,105億円269億円221億円6,097億円+9.8%
2024
通期
5,558億円243億円190億円5,336億円+12.8%
2023
通期
4,927億円201億円156億円4,797億円+11.5%
2022
通期
4,418億円155億円79億円4,612億円+8.1%
2021
通期
4,086億円154億円43億円4,293億円

従業員データ

平均年収

791.5万円

業界平均: 852.8万円

初任給

23.5万円

月額 235,000

平均年齢

43.6

平均勤続年数: 16

従業員数

3,964

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
791.5万円
初任給(月額)
235,000

社員データ

従業員数
3,964
平均年齢
43.6
平均勤続年数
16

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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