株式会社JVCケンウッド

株式会社JVCケンウッド

6632
電機業界
3,061Yokohama, Kanagawa2008年設立公式サイト

事業セグメント構成

モビリティ&テレマティクスサービス分野55%
セーフティ&セキュリティ分野27%
エンタテインメントソリューションズ分野16%
その他2%
モビリティ&テレマティクスサービス分野 (55%)セーフティ&セキュリティ分野 (27%)エンタテインメントソリューションズ分野 (16%)その他 (2%)

日本ビクターとケンウッドが統合。モビリティ、パブリック、メディアの3事業を展開。ドライブレコーダーや業務用無線、音響機器で高い世界シェアを誇る。

収益

2025年3月期

3,703億円

+3.0% 前年比

純利益

2025年3月期

203億円

+55.8% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

16.90%

株式会社JVCケンウッドとは — 会社解説

株式会社JVCケンウッドは、2008年に日本ビクターとケンウッドが経営統合して誕生した大手電子機器メーカーです。「モビリティ」「パブリック」「メディア」の3つの事業ドメインを展開。ドライブレコーダーや市販カーナビ、業務用無線システム、放送用カメラなど、プロフェッショナル市場からコンシューマー市場まで幅広い製品群を持ちます。特に北米の公共安全向け無線システムでは高いシェアを誇り、現在はハードウェア売りから、テレマティクスなどのソリューション・サービス型ビジネスへの転換を急ピッチで進めています。

事業モデル・収益構造

車載用機器(モビリティ)、業務用無線や監視カメラ(パブリック)、音響・映像機器(メディア)の開発・販売が主軸です。近年は、ドライブレコーダーを活用した通信型テレマティクスサービスや、無線のサブスクリプションモデルなど、サービス利用料による継続課金収益(リカーリングビジネス)の拡大に注力し、収益構造の安定化を図っています。

JVCケンウッドの強み・特徴

  • 北米の警察・消防向け公共安全無線システムで世界トップクラスのシェアを誇る
  • ドライブレコーダー等の車載機器におけるブランド認知度と国内高いシェア
  • 音響・映像技術と通信技術を融合させた独自のソリューション開発力
  • 構造改革により、不採算事業の整理と資本効率の改善(ROE 16.9%)を達成

投資家が注目するポイント

  • 130億円規模の自社株買い発表など、資本効率を重視した積極的な株主還元姿勢
  • 2モビリティ分野における構造改革が進展し、売上減でも利益を伸ばす体質へ変化
  • 3米国関税や部材供給不足などの外部リスクへの対応と、民間無線市場の回復時期
  • 4PBR改善に向けた「中期経営計画2025」の進捗とリカーリング収益の成長性

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収853.8万円と高水準で、平均勤続年数24.8年という極めて高い組織安定性
  • 2「モビリティ×IT」「公共安全×通信」など、社会貢献性の高い開発案件が豊富
  • 3平均年齢51歳とベテランが多く、経験豊富な技術者からスキルを吸収できる環境
  • 4自由闊達な社風で、統合後のシナジーを活かした新しいビジネス提案が推奨される

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

モビリティ&テレマティクスサービス分野

55%

車載用ドライブレコーダーやカーナビ、運行管理システムなど、自動車関連の機器とデータ活用サービスを提供しています。

収益2,032億円営業利益49億円営業利益率2.4%

セーフティ&セキュリティ分野

27%

業務用無線システムや監視カメラ、防犯・防災関連機器の開発・販売を通じて、社会の安全と安心を支えるソリューションを提供します。

収益1,000億円営業利益186億円営業利益率18.6%

エンタテインメントソリューションズ分野

16%

オーディオ機器やヘッドホン、音楽・映像ソフトの制作・販売を行い、質の高い音響・映像体験をユーザーに提供しています。

収益579億円営業利益18億円営業利益率3.2%

その他

2%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益91億円営業利益-1百万円営業利益率-0.0%

よくある質問(JVCケンウッドについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

3,580億円

営業利益予想

200億円

純利益予想

140億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#JVCケンウッド#6632#自社株買い#減収減益

JVCケンウッド・2026年3月期Q3、営業利益11.4%減の148億円——無線部品不足や米国関税が影響、30億円の自社株買い発表

JVCケンウッドが3日発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)連結決算は、売上収益が前年同期比 4.4%減 の 2,586億27百万円、営業利益が同 11.4%減 の 148億70百万円 となった。無線システム事業における民間市場向けの部品供給不足や、米国による関税措置がメディア・車載事業の重石となった。一方で、モビリティ分野では構造改革による 収益性の改善 が進んでおり、あわせて 30億円を上限とする自社株買い の実施を発表するなど、株主還元姿勢を一段と強めている。

-4.4%売上-11.4%営業利益-11.4%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算は、売上・利益ともに前年を割り込む厳しい着地となりましたが、内容を精査するとポジティブな変化も見られます。 - 第一に、モビリティ分野の収益性改善です。売上が微減する中で利益を2桁成長させた点は、構造改革が着実に実を結んでいる証左と言えます。 - 第二に、資本政策の積極性です。利益成長が鈍化するタイミングで、あえて30億円の自社株買い(かつ全数消却)をぶつけてきた点は、投資家に対して「資本効率を重視する」という強いメッセージとして機能するでしょう。 懸念点は、やはり無線システムにおける民間市場の停滞です。公共安全向けが好調なうちに、民間向けでの供給不足をいかに早期に解消できるかが、来期以降のV字回復に向けた最大の焦点となります。就活生にとっては、従来の「モノ売り」から、テレマティクス等の「サービス・ソリューション型」へ利益構造をシフトさせている過渡期の姿に注目すべき決算です。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3,703億円218億円203億円3,133億円+3.0%
2024
通期
3,595億円182億円130億円3,168億円+6.7%
2023
通期
3,369億円216億円162億円2,994億円+19.4%
2022
通期
2,821億円91億円59億円2,808億円+3.1%
2021
通期
2,736億円49億円22億円2,643億円

従業員データ

平均年収

853.8万円

業界平均: 876.5万円

初任給

26.5万円

月額 265,000

平均年齢

51

平均勤続年数: 24.8

従業員数

3,061

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
853.8万円
初任給(月額)
265,000

社員データ

従業員数
3,061
平均年齢
51
平均勤続年数
24.8

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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