株式会社インターネットイニシアティブ

株式会社インターネットイニシアティブ

3774
ITサービス業界
2,971Chiyoda, Tokyo1992年設立公式サイト

事業セグメント構成

ネットワークサービス及びSI事業99%
ATM運営事業1%
ネットワークサービス及びSI事業 (99%)ATM運営事業 (1%)

日本初の商用ISP。高度なネットワーク技術を基盤に、法人向けクラウド、セキュリティ、システム統合、MVNO事業をグローバルに展開する技術集団。

収益

2025年3月期

3,168億円

+14.8% 前年比

純利益

2025年3月期

199億円

+0.5% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

15.00%

株式会社インターネットイニシアティブとは — 会社解説

インターネットイニシアティブ(IIJ)は、1992年に日本初の商用ISP(インターネットサービスプロバイダー)として設立された、国内屈指の技術力を誇るITサービス企業です。高度なネットワーク技術を核に、法人向けシステムインテグレーション、クラウドサービス「IIJ GIO」、セキュリティ対策、そしてMVNO事業(格安SIM)などを多角的に展開しています。近年は、単なる構築型のSIから、継続的な収益が見込める「ストック型モデル」へのシフトに成功しており、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支える不可欠なインフラ企業としての地位を確立しています。

事業モデル・収益構造

収益の約99%を「ネットワークサービス及びSI事業」が占めています。具体的には、クラウドやセキュリティ、回線提供などの月額課金型のストック収益が柱となっており、これが全社利益の安定に大きく寄与しています。また、子会社を通じてATM運営事業も展開しており、高い営業利益率でグループの収益を補完しています。一度導入されるとリプレイスが難しいネットワーク基盤を提供しているため、極めて強固な顧客基盤を有しています。

IIJの強み・特徴

  • 日本初のISPとして培った、国内トップクラスのネットワーク・インフラ構築技術と運用実績を持っています。
  • セキュリティ、クラウド、通信回線を一気通貫で提供できる「ワンストップソリューション」の展開力です。
  • 売上収益の多くが月額課金のストック型であり、景気変動に左右されにくい安定した収益構造を実現しています。
  • 官公庁や金融機関などの厳しい要件を満たす高い信頼性と、22%増を記録した旺盛な受注残高が成長を裏付けています。

投資家が注目するポイント

  • 1営業利益率は9.5%〜9.8%と上昇傾向にあり、高付加価値なセキュリティ・運用保守サービスの拡大が寄与しています。
  • 2ROE 15%を維持しており、株主還元(配当)と将来のデータセンター投資等のバランスを重視する方針です。
  • 3DX需要の拡大を背景に、SI構築だけでなくその後の運用保守まで取り込むことで、顧客粘着性を高めています。
  • 4人件費上昇がリスク要因ですが、サービス化(自動化)の推進により、労働集約型からの脱却を加速させています。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1「技術のIIJ」と呼ばれるほどエンジニアの地位が高く、ネットワークやセキュリティの深い専門性を磨ける環境です。
  • 2平均年収は726万円で、平均勤続年数が9年と長く、IT業界の中では腰を据えて働ける安定した職場文化です。
  • 3初任給が約26.8万円と高めに設定されており、若手エンジニアの育成と獲得に積極的な姿勢を示しています。
  • 4フルリモートやフレックス制度など、柔軟な働き方を推奨しており、ワークライフバランスを重視する層にも適しています。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

ネットワークサービス及びSI事業

99%

通信インフラの構築からサーバー構築、アプリケーション開発までを組み合わせ、最適な情報システム環境をワンストップで構築・提供します。

収益3,139億円営業利益289億円営業利益率9.2%

ATM運営事業

1%

現金自動預け払い機(ATM)の設置・運用、ネットワークの保守管理を行い、安心・安全な金融決済インフラの提供を支えます。

収益29億円営業利益12億円営業利益率39.8%

よくある質問(IIJについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

3,400億円

営業利益予想

365億円

純利益予想

230億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#増収増益#インターネットイニシアティブ#DX#サイバーセキュリティ

IIJ・2026年3月期第3四半期、営業利益17.9%増の244億円——法人向けDX需要が拡大、ストック型収益が成長を牽引

インターネットイニシアティブ(IIJ)が6日に発表した2026年3月期第3四半期累計(2025年4〜12月)の連結決算(IFRS)は、営業利益が前年同期比 17.9%増 の 244億1,200万円 と大幅な増益を記録した。企業のDX化を背景にクラウドやセキュリティ関連の需要が堅調に推移し、月額支払いのストック型収益が利益を押し上げた。売上収益も 8.7%増 の 2,493億3,100万円 と過去最高を更新しており、通期の業績予想は据え置いたものの、底堅い成長軌道を維持している。

+8.7%売上+17.9%営業利益+18.0%純利益

AIアナリスト視点

IIJの決算で特筆すべきは、単なる増収増益以上に、収益構造の「質的な向上」が鮮明になっている点です。かつてのSI企業は労働集約的な「構築」が収益の柱でしたが、同社はネットワーク、セキュリティ、運用保守という「ストック型」の月額売上を主軸に据えることに成功しています。 - 特にSI運用保守の売上が 15.9%増 と伸びている点は、顧客が一度構築したシステムを継続的にIIJに委託していることを示しており、高い顧客粘着性を裏付けています。 - SI構築の反動減(前期大型案件の欠落)を他のセグメントで余裕を持ってカバーできている点は、事業ポートフォリオの分散が機能している証左です。 - 今後の注目点は、好調な受注残高( 22.1%増 )がいつ、どの程度の利益率で計上されるかでしょう。人件費上昇というコスト圧力を、高い付加価値サービスでどこまで吸収し続けられるかが、次期以降の営業利益率2桁維持への鍵となります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3,168億円301億円199億円3,124億円+14.8%
2024
通期
2,761億円290億円198億円2,737億円+9.2%
2023
通期
2,527億円272億円189億円2,463億円+11.7%
2022
通期
2,263億円235億円157億円2,318億円+6.3%
2021
通期
2,130億円142億円97億円2,208億円

従業員データ

平均年収

726万円

業界平均: 920.2万円

初任給

26.8万円

月額 268,334

平均年齢

37.4

平均勤続年数: 9

従業員数

2,971

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
726万円
初任給(月額)
268,334

社員データ

従業員数
2,971
平均年齢
37.4
平均勤続年数
9

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

※当サイトのデータは入力時の誤りを含む可能性があります。個人の参考としてご利用ください。当サイトはデータの正確性について一切の責任を負いません。