業界ダイジェスト
株式会社東京精密

株式会社東京精密

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半導体装置業界
1,292Hachioji, Tokyo1949年設立公式サイト

事業セグメント構成

半導体製造装置75%
計測機器25%
半導体製造装置 (75%)計測機器 (25%)

半導体製造装置と精密計測機器の2軸で展開。世界シェア首位級のウェーハプローバや、高精度な三次元測定機に強みを持つ精密加工・計測のリーディングカンパニー。

収益

2025年3月期

1,505億円

+11.8% 前年比

純利益

2025年3月期

256億円

+32.3% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

15.50%

株式会社東京精密とは — 会社解説

株式会社東京精密は、1949年創業の精密加工・計測機器メーカーで、ブランド名「ACCRETECH」として世界的に知られています。半導体製造装置(SPE)と精密計測機器の2軸で事業を展開しており、特にウェーハプローバでは世界トップクラスのシェアを誇ります。生成AI向けのHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)需要を背景に業績を伸ばしており、営業利益率約20%という高い収益性が特徴です。八王子を拠点に、世界最高水準の「測る」技術と「削る」技術を融合させ、半導体や自動車産業の進化を支えるリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。

事業モデル・収益構造

半導体製造プロセスにおける検査・切断装置と、自動車や機械部品の品質管理に不可欠な精密計測機器の開発・販売が主軸です。収益の約75%を占める半導体製造装置部門では、先端パッケージング向けの高度な装置を提供し、計測機器部門ではEV化や自動化に伴う高精度測定ニーズを取り込んでいます。製品販売後のメンテナンスや部品供給によるアフターサービスも、安定した収益源となっています。

東京精密の強み・特徴

  • ウェーハプローバで世界首位級のシェアを誇る圧倒的な市場支配力。
  • 精密計測と加工の技術を併せ持ち、超微細化する半導体製造に対応可能。
  • 営業利益率19.7%を実現する、高付加価値な製品群と高い生産効率。
  • 生成AI向けHPC需要を迅速に製品化へ繋げる先端技術の開発スピード。

投資家が注目するポイント

  • 1生成AI市場の拡大によるHPC向け装置の需要増で、通期業績予想を上方修正。
  • 2ROE 15.5%、EPS 633.75円と高い資本効率と収益力を維持している点。
  • 3中国市場のリスクを、AI向け先端需要が完全にカバーする柔軟な事業構造。
  • 4SPE部門の圧倒的収益力が、計測機器部門のEV市場停滞による影響を相殺。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収782.8万円、初任給26.3万円と、業界内でも高い給与水準。
  • 2平均年齢38.9歳、勤続10年以上と、安定感と挑戦のバランスが良い環境。
  • 3世界シェアNo.1製品の設計・開発に携われる、エンジニアとしての誇り。
  • 4海外売上比率が高く、グローバルな視点でキャリアを築ける機会が豊富。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

半導体製造装置

75%

半導体ウェハへの回路形成を行う前工程から、切断・組立を行う後工程まで、半導体製造に不可欠な各種プロセス装置の開発・製造・販売を行う。

収益1,135億円営業利益243億円営業利益率21.4%

計測機器

25%

物理量を精密に測定するためのセンサーや測定器を提供し、製造業における製品の品質維持や精度向上を技術的に支える事業です。

収益371億円営業利益54億円営業利益率14.6%

よくある質問(東京精密について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1,590億円

営業利益予想

310億円

純利益予想

217億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#東京精密#増収増益#半導体製造装置#生成AI

東京精密・2026年3月期通期、営業利益13.6%増の337億円——生成AI需要が牽引、次期は18%増益と増配を計画

精密計測機器と半導体製造装置の両輪で成長を続ける東京精密が発表した2026年3月期決算は、売上高が前期比 10.8% 増の 1,668億円 、営業利益が同 13.6% 増の 337億円 となり、過去最高水準を更新した。生成AIやHPC(高性能計算)向けの需要が旺盛で、主力の半導体製造装置部門が業績を大きく牽引した。一方で、品質不具合に伴う対策費用を 特別損失 として計上したことで、純利益は前期比 3.5% 減の 247億円 に留まったが、次期はAI関連需要のさらなる拡大を背景に2ケタ増収増益と増配を計画している。

+10.8%売上+13.6%営業利益-3.5%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で特筆すべきは、半導体製造装置部門における圧倒的な勢いです。特に 「生成AI・HPC向け需要」 という明確な成長エンジンを捉え、売上・営業利益ともに力強い伸びを見せました。品質不具合による特損計上はネガティブな要素ですが、それを一過性のものとして吸収できるほど本業の収益性が改善している(営業利益率20%超)点は高く評価できます。 投資家の視点では、次期の営業利益 400億円 という野心的な目標と、それに伴う連続増配の姿勢がポジティブに受け止められるでしょう。就活生の視点では、名古屋工場の新設や八王子での生産拠点設立など、成長に向けた積極的な実物投資を行っている点が、企業の将来性を判断する材料になります。 今後の焦点は、中計の定量目標(売上1,850億円、営業利益450億円)の達成に向けて、計測機器部門がどこまで利益貢献を積み上げられるか、そして高付加価値化した半導体装置のシェアを維持できるかにあります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1,505億円297億円256億円2,380億円+11.8%
2024
通期
1,347億円253億円194億円2,255億円-8.3%
2023
通期
1,468億円345億円236億円2,090億円+12.3%
2022
通期
1,307億円283億円213億円1,903億円+34.6%
2021
通期
971億円156億円122億円1,616億円

従業員データ

平均年収

782.8万円

業界平均: 1,201.4万円

初任給

26.3万円

月額 263,000

平均年齢

38.9

平均勤続年数: 10.1

従業員数

1,292

2025年06月時点

給与・待遇

平均年収
782.8万円
初任給(月額)
263,000

社員データ

従業員数
1,292
平均年齢
38.9
平均勤続年数
10.1

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年06月)

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